デイリーリサーチ2001年5月29日 00:00
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自動車関連ネットワークサービス、盗難防止のニーズ強い

この記事のURLhttp://japan.internet.com/research/20010529/2.html
著者:(株)三和総合研究所 主任研究員 谷内進
国内internet.com発の記事
(株)三和総合研究所、インターネットコム(株)、 (株)インフォプラントの18才以上のインターネット・ユーザー300人に対する調査により、 自動車関連のネットワーク・ サービスについては盗難防止のためのサービスに対するニーズが強いことがわかった。

まず、自動車関連のネットワーク・サービスとしては最も普及しているカーナビゲーション・ システムをベンチマークとするため、その利用動向を聞いた。 日常的に乗用車を運転するユーザー182人の内約2割(41人)がカーナビを利用している。 運転はしているが、カーナビを利用しておらず、今後も必要ないと考えているユーザーも同じく約2割 (44人)存在しているものの、残りのユーザーは基本的には必要性を感じている。

現在、様々なネットワーク・サービスが検討されているが、 これらに対して月額費用がいくらまでならば利用するかという形で利用意向を聞いた。 「有料ならば利用しない」という比率に注目すると 「盗難防止のためあなたの車の位置を常時監視し異常が起こった際に知らせてくれる」が24% (182人中)と最も低く強いニーズが感じられる。第二グループは「故障診断が遠隔で自動的に行われる」 、「エアバッグ作動時のサービスセンターへの自動通知」、 「必要な道路交通情報がリアルタイムで得られる」であり、「音声操作で各種の情報検索ができて、 音声による回答が得られる」、「エンジン・オイルやタイヤ等の交換、 各種メンテナンスの情報を管理し必要な情報を電子メール等で教えてくれる」 は比較的受容度が低いことが伺える。 非常に大雑把な言い方をすれば安心と安全にはお金を払うということだろうか。

こうしたネットワーク・サービスを受ける場合に月額利用額の総額の上限イメージを聞くと (182人対象)、分布には300円未満の山と500円以上2000円未満の二つの山が認められた。

また、位置情報やユーザーの希望に沿った広告を受け取ることについては「特に問題はない」が58% (300人中。以下同様)、「わからない」26%と一定の受容層が見込める。

4月よりサービス・インしたセコムのココセコムの場合、異常監視付きは基本が月額2400円。 「安心と安全」の市場はパイの限られたマーケットではないだろうが、 プライシングは非常に難しいところだろう。現在検討中の様々なネットワーク・ サービスは広告収入と組み合わせながら、サービス提供を計画する必要がありそうだ。一方で、 ココセコムやカーナビといった機器類は統合・組み込みに向かわないのだろうか。その方が、コスト、 操作性、セキュリティ等の観点からは都合が良さそうに思うし、個別バラバラなサービス提供では、 ユーザーの望むコストでのサービス提供にも限界があるように感じるのだが...。

◆参考記事: Subaru も車載テレマティクスの採用へ

調査協力: 


Q:あなたは以下の様な、乗車中のネットワークを利用したサービスについて、 月額費用がいくらまでならば支出しても良いと思いますか?




Q:上の質問でお伺いした様々なサービスを、いくつか組み合わせて利用する場合、 月額利用額の総額の上限はどの程度なら可能とお考えですか?




Q:あなたは、現在の場所とあなたの要望に関連した広告をカーナビゲーション・ システム等のディスプレイ上に受け取ることをどう思いますか?広告を受け取るかわりに、 何らかの情報提供やサービスが受けられると仮定してお答えください。






◆次回予告:「迷惑メールについて」


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