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デイリーリサーチ2001年9月13日 00:00

米国連続テロ事件、Webサイトからの情報収集は4割強

国内国内internet.com発の記事
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インターネットコム(株)と(株)インフォプラントによる、米国テロ事件のニュースを知っているインターネット利用者へ向けた調査によると、事件の情報入手手段として最も利用されたのは「テレビ」で、ほぼ全員が利用したと答えている。

その他、「新聞」をあげたユーザーは5割強、「Webサイト」をあげたユーザーは4割強となっており、「掲示板」「メール」をあげたユーザーも1割前後存在する。

「第一報の入手」「詳しい情報の入手」「最も役に立った手段」の全てにおいて、8割を超えるユーザーがテレビをあげている。

しかし、テレビ以外の部分を見ると、「第一報の入手」では「クチコミ」「インターネット関連」が各5%程度を占めているが、「詳しい情報を入手」する際に、「Webサイト」を選択したユーザーが1割を占めていることも興味深い。ここでWebサイトを選んだユーザーの理由としては、会社など、TVを見られる状況にいなかった、詳細を文字で知りたかった、米国サイトを含む更新の早さ、などがあげられている。

利用したWebサイトとしては、「日本のニュースサイト(ネット系)」をあげるユーザーが最も多く、具体的なサイトとしては、「Yahoo!ニュース」をあげたユーザーがほとんどを占める。次いで、「日本の新聞社のサイト」では朝日新聞、「米国のニュースサイト(ネット系)」「米国のテレビ局のサイト」ではCNNが多くあげられている。

また、そういったWebサイトにアクセスする際、繋がりにくさを感じたユーザーは全体の約半数を占め、繋がらなかったとしたユーザーも5%存在している。参考記事のように、米国のニュースサイトがその改善に向けて努力した反面、日本のニュースサイトでは、夜中であることも一因ではあろうが、アクセス負荷への対応の悪さ、ニュース更新の遅さが指摘されている。

今回の結果を見ると、重大事件の際の、「リアルタイム性」と、なにより「視覚と聴覚にリアルに訴える」メディアとしてのテレビの優位性は確固たるものであることがわかる。また、今回の件で、インターネットの「リアルタイム性」が万能ではない(特に日本国内においては)という状況も顕著に表われた。

しかし、テレビ報道に関しては、圧倒的な支持がありつつも、「どこの局でも同じ映像を繰り返すばかり」「現場が混乱していて誤報が多かった」「××評論家などの無責任なコメントが不快」「関連情報や掘下げがない」「衝撃的な映像のみを流すワイドショー的な見せ方だった」など、多くの不満もあげられている。

実際、「整理された情報を知ることができた」とコメントにあるのは「新聞」と「Webサイト」であり、ブロードバンド化が進み、「Webサイト」で「リアルタイムな映像」が難なく手に入る時代が来た時、現状のような報道体制で、それでも「テレビ」を支持するユーザーがどれだけいるかは、疑問が残るところである。

◆参考記事: 旅客機激突炎上、ニュースサイトは麻痺状態

調査協力: 


Q:米国同時テロ事件の第一報を、あなたは、どこから入手しましたか?
第一報を入手したあと、詳しい情報を、あなたは主にどこから入手しようとしましたか?
今回の事件の情報を知る為に、使った情報入手手段の中で、最も役に立ったとあなたが思うものは?




■最も役に立った情報入手手段
◆テレビ
・CNNのリアルの速報性、映像(専業主婦/41歳)
・NHKニュース 一番淡々と情報を整理し配信していた(専業主婦/32歳)
・インターネットのように混雑してアクセスできないことがない。同時にいくつもの情報が手に入る。(著述業/36歳)
・キャスターの混乱で不明な点もあったがリアルタイムに情報を入手できた。(会社員/35歳)
・どのチャンネルもやっているので、選択できる。ビジュアルで訴えるのが一番わかりやすい(専業主婦/36歳)
・とりあえず訳のわからない状態でも、たくさんの情報が飛び込んでくるから(自営業/41歳)
・リアルタイムで映像が見られるから。(自営/40歳)
・簡単に情報を得ることが出来たから。(自営業/29歳)

◆ラジオ
・移動中に速報を聞くことが出来た。(会社員/33歳)
・情報がはやい(会社員/29歳)

◆新聞
・テレビで見た映像や報道(言葉による説明)がインプットされた状態で記事を見ると、より内容が頭に定着したから。(データ入力業/34歳)
・詳しく載っていた(主婦/41歳)
・詳細を冷静に分析しているから(会社員/26歳)
・新聞の方が識者からのコメントがあってよかった(主婦/65歳)
・朝出かけたので、でかけながら詳細を読むことができた。(大学院生/26歳)

◆クチコミ
・そういった情報に詳しいひとがいるから。

◆Webサイト
・cnn/fema 刻一刻続報が入った。日本国内で同様のケースがあった場合、日本の報道機関や政府関連のwebはあそこまで出来ないであろう(会社員/37歳)
・TVは情報を制限するから。(会社員/26歳)
・TVみたいに、感情的な混乱がなく、入手した事実だけが記載されているから(会社員/33歳)
・映像もあったから(会社員/37歳)
・関連情報が豊富にみられる(SE/33歳)
・見たいときに最新の情報が得られるから(会社員/39歳)
・更新はやい(OL/29歳)
・時系列で情報が整理されている。同じ内容の報道を何度も見なくてよい。(SE/29歳)
・欲しい情報を選択できる事。仕事の合間に覗くことが出来る事(公務員/45歳)

◆メール
・ニューヨーク在住者の生の声が聞けた(PCインストラクタ/38歳)
・報道関係だと報道規制がひかれている場合があるのでこちらの方が正確だから(医療業/31歳)

◆チャット/インスタントメッセンジャー
・やはりそれなりの情報網を個人が持っているので、その情報網を通じて情報が集まってきた(会社員/26歳)

◆掲示板
・いろいろな見方ができた。(会社員/35歳)
・リアルタイムな情報をテレビより先に知ることが出来た(パート/38歳)
・過去に報道されたリンクなど時系列の情報が素早く確認できた。映像の刺激や未来に対する漠然とした不安にたいする精神安定になった。(自営業/33歳)
・考察が聞けた(学生/20歳)
・情報の確実性は謎であるが、いろんな人の意見を聞けるということで、有益だったと思う。(アルバイト/25歳)


Q:今回の事件の情報を知る為に、使った情報入手手段は?全てをお答え下さい。(複数回答)




Q:Webサイトと答えた方にお聞きします。主に利用したWebサイトの種類は?(複数回答)




Q:Webサイトと答えた方にお聞きします。Webサイトから情報を入手しようとした際、繋がらなかったり、繋がりにくさを感じましたか?




(2001/9/12 米国テロ事件のニュースを知っているインターネット利用者 300サンプル)
※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。【有料】


◆次回予告:「メールマガジンの購読・発行について」

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