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2002年1月16日 00:00

メールへの「!広告!」表示義務、97%が賛成だが、効果に疑問も

インターネットコム(株)、(株)インフォプラントによる、 企業からの広告メールを受信しているインターネット利用者に対する調査によると、 広告メールに「!広告!」の表記を義務付ける特定商取引法の施行規則改正について、 97%が「賛成」と答えた。

しかし、今回の改正によって迷惑メールは減ると思うか?との問いに対しては、 約7割のユーザーが「減らない」と答えるなど、 迷惑メール対策としての効果には懐疑的なユーザーが多い。

今後、サブジェクトに「!広告!」と表示されたメールを受信した場合、 そのメールの本文をどの程度読むか尋ねたところ、約7割が「ほとんど読まない」、 約3割が「一応本文に目を通す」とし、「最後まで読む」とするユーザーはいなかった。 今回の改正によって、迷惑メールが減少するかどうかはわからないが、 ユーザーが必要なメールかそうでないメールかを簡単に判断できたり、 フィルタリングによってメールを開くことなく削除できる、という点では有効な策といえるだろう。

また、これまでに、メールの解除を企業に連絡したにもかかわらず、 その後もメールが送られてきた経験がある、としたユーザーは約3割を占め、 そのうちの約4割のユーザーが、そういったメールに対して特に何もせず、 そのままメールを受信し続けていることがわかった。

今回の省令改正については、ほぼ10割のユーザーが「賛成」としているが、 対応の遅れに対する批判や罰則をもっと厳しくするべき、との不満も多く挙がっている。 今回の改正によって、少しでも迷惑メールが減るに越したことはないが、 現行の特定商取引法を無視した悪徳業者が新しい規制を守るとも思えず、また、 表示義務だけでメール自体を規制することはできないため、 現段階では、どれほどの効果かあるのか疑問が残るところだ。


◆参考記事 経産省、広告メールに「!広告!」表示を義務付け

調査協力: 


Q:2月1日より、通信販売業者が送る広告メールのサブジェクトに「!広告!」 と表示することが義務付けられますが(参考記事参照)、この省令改正についてどう思いますか?またその理由は?




◆【賛成】の理由

・こちらの読む読まない、捨てる捨てないの判断が簡単になるのは良い。(主婦/33歳)
・これによって少しは迷惑メールが減るかも知れないから。(大学生/21歳)
・はっきり内容がわかるので良い。(自営業/40歳)
・メールを開かずに削除できるので。(会社員/32歳)
・完全なDMなのか、こちらが登録したのかが区別できるので良い。(会社員)
・具体的に始まってみないとわからないが、何もしないよりは良いと思う。(会社員/38歳)
・他のメールと素早く区別できる。(会社員/51歳)
・当然だと思う。(自営業/40歳)
・大賛成。というよりもっと規制すべき。(自営業/65歳)
・迷惑メールについて考える企業が出てくるかも知れないから。(大学生/19歳)

◆【反対】の理由

・「!広告!」を義務付けてもあまり効果はないと思う。(中学教員/47歳)
・それよりも、広告メール自体を規制して欲しい。(会社員/38歳)
・一部は有用な情報もある。(主婦/66歳)
・中には面白いメールもあるから。(フリーター/16歳)
・文字数が増える。(学生/10歳)


Q:上記の省令改正によって、迷惑メールは減ると思いますか?またその理由は?




◆【減ると思う】理由

・企業のイメージダウンに繋がると思うから。(大学生/19歳)
・業者もめんどくさがると思うし、見る人も減ると思うから。(学生/18歳)
・広告と表示することで、必要な人以外見ないから、 企業も無駄にメールを入れないのではないかと思う。(専門職/41歳)
・減ってくれないと困る。(主婦/33歳)
・少しは効果があると期待したいから。(在宅ワーク/40歳)
・受信拒否できるから。(高校生/17歳)
・罰則規定が明確になれば。(自営業/40歳)
・無責任に送れなくなるから。(無職/63歳)
・紛らわしい件名ができなくなるので、かなり減ると思う。(会社員/50歳)
・野放し状態よりは減るかも知れない。(銀行員/31歳)

◆【減らないと思う】理由

・いたちごっこだと思うから。(主婦/44歳)
・それだけではたいした手間になるとは思えないから。(会社員/39歳)
・そんなことじゃ減らないと思う。(看護婦/37歳)
・一時的には減るだろうが、また新たな方法が出てくるのでは。(会社員/38歳)
・むしろ広告と記載してあれば良いということだから、遠慮なしに増えるのでは。(自営業/54歳)
・何か抜け道を探して送ってくる。(無職/66歳)
・広告メールを見てもらえる数は減っても、見る人もいるのだから減らないと思う。(専業主婦/44歳)
・多少は減るかも知れないが、根本的な解決にはならない。(会社員/29歳)
・読むか読まないかは関係なく送っていると思うので。(主婦/40歳)
・迷惑メール自体を処罰する法律ではないので。(会社員/32歳)
・罰則の適用が追いつかないと思うので、そこに業者はつけ込んでくるであろう。(会社員/28歳)


Q:サブジェクトに「!広告!」と記載されたメールを受信した場合、 メールの本文をどの程度読むと思いますか?




Q:これまでに、メールの解除を業者に連絡したにも関わらず、 その後もメールが送られてきたことはありますか?




Q:(あると答えた方に)そういった場合、どうしましたか?




Q:今回の特定商取引法の省令改正について、思うことをご自由にどうぞ。

・要らないメールを受信しても開かずに削除できるのはありがたい。当然だと思う。(団体職員/48歳)
・個人が自己管理することが一番大切なので、自己管理方法を教えてあげたりすることも大切だと思う。 (会社員/38歳)
・これからどんどん意見を取り入れて、より一層強化していって欲しい。(派遣/27歳)
・どの程度まで規制できるか不安。(会社員/32歳)
・そういうことじゃなくて、根本的な解決策を考え出して欲しい。(学生/22歳)
・バランスが大切で、あまり規制を強化すると本来のネットの意味が薄れ、 自由を損なうことになりかねない。(会社員/60歳)
・もっと厳しい罰則を設けて欲しい。(会社員/48歳)
・もっと早く改正して欲しかった。(大学生/21歳)
・もっと迷惑メール自体が減るような対策をして欲しい。(無職/19歳)
・違反があった場合でも、摘発されるのは氷山の一角に過ぎないと思う。(高校生/16歳)
・規制はユーザーの身になって、早め早めに考えて欲しい。(会社員/45歳)
・出会い系サイトのメールなどは、受信しただけで不愉快なので、違反した者への罰則は厳しくして欲しい。 (客室乗務員/24歳)
・法律だけではなかなか防止ができない。受信拒否が最適である。(会社員/62歳)
・良い方向に進むことを願う。(会社員/38歳)
・発信数はあまり減らないと思うが、受け取る側の対策が増える分、いいことだと思う。(会社員/47歳)
・表現、通信の自由と迷惑メールは別物だから、明らかな迷惑広告メールは排除すべきである。(会社員/56歳)
・野放しにはできないので、小さなことからでも始めるしかないと思う。(専業主婦/66歳)


(2002/1/15調査 企業や商用サイトからの広告メールを受信している
インターネット利用者 300サンプル)
【有料】


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