光ファイバ常時接続サービスは身近になったか?インターネットコム(株)、(株)インフォプラントによる、
関東地方に住む自宅でのインターネット利用者に対する調査によると、
将来、光ファイバを使ったFTTH(Fiber To The Home)サービスを利用したいと答えたユーザーは約5割。
「利用したい」とする理由としては、圧倒的に「スピードが速いから」という意見が多く、 その他「動画や音楽配信を利用したい」、「便利そうだから」といった意見も挙がっている。 FTTH サービスを利用したいと答えたユーザーの中には、 現状のインターネット環境に不満を感じているユーザーも少なくないようだが、 現状のインターネット環境はどうなっているのだろうか。 ユーザー全体の現在のインターネット環境を見てみると、常時接続ユーザーは約8割に達している。 その内訳は、「NTT以外のADSL サービス」が36%、「CATV インターネット」が23%、 「フレッツISDN」が21%、「フレッツADSL」が16%となっており、 光ファイバを使ったサービスでは「Bフレッツ」が辛うじて1%を占めている状況だ。 また、非常時接続ユーザーのうち、常時接続に乗り換える予定があると答えたユーザーのうちの約5割が、 ADSLサービスを選んでおり、光ファイバによる常時接続サービスを選んだユーザーは1%に過ぎなかった。 さらに、ユーザー全体に光ファイバによるインターネットサービスは生活のあり方を変えると思うか? と尋ねたところ、「変わると思う」と答えたユーザーは26%に留まっており、 約5割のユーザーが「わからない」と答えている。 有線ブロードネットワークスが2001年3月より光ファイバによる常時接続サービスを開始してから約1年、 NTT東日本が「Bフレッツ」を開始してから約半年が経過した。「FTTH サービスは、生活やビジネスを変える」 などともてはやされて久しいが、ユーザーが光ファイバ常時接続サービスを選択肢の一つとして、 身近に感じられるようになるにはあとどの位かかるのか、まだ先は見えてこない。 ◆参考記事 ・ 光ネットワークの Ciena が ONI Systems を買収 ・ 光ファイバ常時接続は、まだまだ様子見? Q:現在、あなたが自宅で利用しているインターネット接続サービスは、常時接続ですか? ![]() Q:(非常時接続ユーザーで、常時接続サービスに変更する予定がある/変更を検討していると答えた方に) 変更を予定/検討しているサービスは、以下のうちどれですか? ![]() Q:将来、自宅まで光ファイバーを引き込むFTTHサービスを利用したいと思いますか?またその理由は? ![]() ◆【利用したい】理由 ・ADSL の速度では満足できない。(会社員/41歳) ・ADSL やケーブルよりも速くて、動画の再生やダウンロードが快適らしいから。 (日本語講師/28歳) ・スピードが速いし、将来的には光ファイバが標準になると思うので。(無職/36歳) ・ダウンロードの時間が速いので。(自由業/37歳) ・いずれは主流になるはずだから。(会社員/28歳) ・安定した高速通信環境で音楽や映画を楽しみたい。(パート/38歳) ・快適そうなので。(公務員/28歳) ・金額次第。(主婦/29歳) ・光ファイバが一番速そうだから。(派遣社員/29歳) ・今の回線では遅いから。(パート/34歳) ・速いのがすごく魅力的。(自営業/47歳) ・通信状態が良好そうである。(パート主婦/26歳) ・便利だから。(主婦/35歳) ・複数台のPCで接続するのに光ファイバぐらい速くないと困るから。(学生/23歳) ・料金さえ安ければ導入したい。(専業主婦/27歳) ◆【利用したいとは思わない】理由 ・CATV のサービスで十分。(会社員/39歳) ・スピードは現在のままで十分だと感じているから。(会社員/33歳) ・現状の接続状況で満足しているから。移行するのが面倒。(ホームページ制作/44歳) ・価格が高い。(会社員/29歳) ・実際に、それだけの大容量の必要性を感じていない。友人と動画のやり取りがしたいとしても、 地方への普及は非常に遅いから。(会社員/24歳) ・新たな工事が必要なのがネック。(主婦/32歳) ・費用対効果の面から。(会社員/30歳) Q:これからあと何年後ぐらいに、FTTH サービスが当たり前になると思いますか? ![]() Q:光ファイバによるブロードバンドサービスによって、ライフスタイルや生活は変わると思いますか? ![]() Q:FTTH など光ファイバを使ったインターネット接続サービスについて、思うことをご自由にどうぞ。 ・ADSL から乗り換えることを考えると躊躇してしまう。 インターネットの利用頻度によっては高いと感じる人もいると思う。(ホームページ制作/44歳) ・FTTH が当たり前になるのは明らかなのに、それに対する動きは消費者には遅々と映ることが多々ある。 まず環境を整えることを優先させて欲しい。回線の取り合いでは利益は上がらない時が来るから。 (主婦/40歳) ・あまり興味がないから話題になったら始めようと思っている。(専業主婦/28歳) ・いつのまにか、通信にかかる費用が大きくなっている。もちろん情報料ともいえるが、 これ以上の固定支出は避けたい。(専業主婦/32歳) ・NTTはやることが中途半端で、いつまで ISDN を使わせるのか憤りを感じる。 ADSL にさせないための光ファイバなら早く設置して欲しい。(会社員/40歳) ・NTTが早く行動して普及に全力をあげて欲しい。コンテンツ次第では生活が大きく変わる可能性があり、 本当の意味での21世紀が来たことになるのでは。(会社員/34歳) ・色々な記事を読んでいると、当初より分かりやすくなってきている。 でも実際には身近な問題として考えているのはまだ少数だと思う。(SOHO・介護ほか) ・テレビとのリンクが重要だと思う。(会社員/30歳) ・どういう点が長所なのか、接続するにはどうしたら良いかなどをもっと分かりやすく説明して欲しい。 (専業主婦/26歳) ・なんといっても金額が問題だと思う。(専業主婦/38歳) ・もっと格安になって簡単にサービスが利用できるようになって欲しい。初期費用もネック。 (会社員/31歳) ・ルータを始めとする周辺機器はもちろん、PC本体の性能も今より格段に上げなければ意味がない。(会社員/30歳) ・期待はしているが、費用、安定性などが心配。(専業主婦/53歳) ・今のライフスタイルには必要ない。(会社員/29歳) ・高速化が進むことはとても良いが、地域格差のないように全国均一に広がっていって欲しい。 (会社員/25歳) ・今現在で、それを活かすサービスがないのが困る。(会社員/34歳) (2002/2/20調査 関東地方に住む自宅でのインターネット利用者 300サンプル)
※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。 【有料】 ◆次回予告:「エスクローサービスについて」 最新トップニュース
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