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2009年7月4日
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デイリーリサーチ2002年3月1日 00:00

有料/無料の音楽ダウンロードサービスの行く末は?

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インターネットコム(株)、(株)インフォプラントによる、 音楽データの利用者へ向けた調査によると、 オンライン上の無料音楽ダウンロード(試聴)サービスを利用したことがある、としたユーザーは約6割。

利用者のうち、無料でダウンロードした楽曲のCDを実際に購入したことがあると答えたユーザーは35%を占めている。また、無料の試聴サービスを行なうことでその楽曲CDの購買率は高まると思うか?との問いに対しては、 聴いて気に入った場合は購入するとして、5割のユーザーが「高まると思う」と答えた。

一方、有料の音楽ダウンロードサービスを利用したことがある、としたユーザーはわずか7%。 「利用したいと思わない」と答えたユーザーは約5割を占め、 「利用したいと思うが、実際に利用したことはない」とするユーザーを若干ながら上回っている。

「利用したいと思うが、実際に利用したことはない」とする理由としては、 ダウンロードが面倒、セキュリティが不安、価格が高い、といった意見が多い。 一方「利用したいと思わない」とするユーザーの多くが、 お金を払うならCDを買うとしており、音楽データにお金を払うことへの抵抗感が根強く残っていることがわかった。

また、今後、有料の音楽ダウンロードサービスは普及すると思うか? との問いに対しても「普及する」と答えたユーザーは4割に留まっており、 しかもその大半が「もっと安くなれば」と条件をつけている。

現状での有料ダウンロードサービスに対するユーザーの見方は厳しいと言える。 面倒と思われている手続きや価格の問題を解決するのはもちろんだが、 それだけでなく、音楽データにお金を払ってもよい、 と思わせるプラスアルファの工夫がなければ、有料サービスの普及は難しいのではないだろうか。


◆参考記事 CD コピー増加で音楽売上げが減少

調査協力: 


Q:これまでに、オンライン上の無料音楽ダウンロード(試聴)サービスを利用したことはありますか?




Q:(あると答えた方に)オンライン上で無料ダウンロードした楽曲について、 気に入った楽曲のCDを実際に購入したことはありますか?




Q:無料の試聴サービスを行なうことで、その楽曲の購買率は高まると思いますか?またその理由は?




◆【高まると思う】理由

・CD店舗に行かずとも希望の楽曲を確認できる。サビの部分だけでも十分に検討に値する。 (会社員/32歳)
・試しに聞いてみることによって欲しくなるから。(公務員/29歳)
・やっぱり聞いてみていいと思ったものは買うと思う。(会社員/24歳)
・どんな曲かわかるので、購入意欲が高まる。(主婦/29歳)
・例えば街で流れていて気になる曲を買うように、 曲を聴いてアーティストには興味がなくても買ったりすると思う。(主婦/35歳)
・マイナーな楽曲やあまり聞いたことのない楽曲でも、 試聴して本当にいい音楽だったら買う人は増えると思う。(学生/23歳)
・気に入った曲はパッケージを含めて所有したい。(会社員/28歳)

◆【高まらないと思う】理由

・CDを買うと場所も取るし、データでやりとりするのが一番。(主婦/26歳)
・ダウンロードしたら自分でCDに焼いてしまうから。(主婦/37歳)
・タダで聴けるのならCDを買う必要が無いから。(専業主婦/34歳)
・試聴してみるという人が増えるだけで、購買率の増加にはつながらないと思う。(大学院生/25歳)
・単純に試聴サービスだけで満足して買わないと思う。(学生/22歳)
・皆、音楽を聞いて買うというより、好きなアーティストとか、 流行っているとかで購買を決めていると思うから。(会社員/26歳
・無料で聴けると、お金を出す気がしない。(会社員/36歳)

◆【どちらとも言えない】理由

・CDなどは曲だけでなくパッケージにも価値があると思うので、無料だから変わる事はないのでは? (会社員/26歳)
・もともと好きなジャンルやアーティストのものを聴いてみているのでネットでも聴けるのは嬉しいが、 そうでなくても買うものは買うし、買わないものは買わないと思う。(パート/34歳)
・価格が安ければ買う人もいるが、そうでなければレンタルで済ませる人も多そうな気がする。(主婦/44歳)
・好きな歌手が歌っていれば購入するだろうし、そうでなければ試聴で終わってしまうと思うから。 (主婦/34歳)
・試聴したければ店でもできるし、全ての曲を試聴できるわけではないので、特に変わらないと思う。(学生/21歳)
・無名のアーティストなどについて、試聴は良い宣伝になると思うが、 有名アーティストの曲はただの無料配布になると思う。(大学生/18歳)
・問題は試聴サービスのあるなしじゃなくて、曲がいいかどうかだと思う。(デザイナー/34歳)


Q:有料の音楽ダウンロードサービスを利用したいと思いますか?またその理由は?




◆【実際に利用したことがある】理由

・CDを買うより安かったので。(兼業主婦/34歳)
・手軽に24時間購入できる。(会社員/30歳)
・音楽だけ入手できても歌詞や説明のカードなどが無いので、 やっぱりCDを買った方が良い。(会社員/35歳)
・レンタルよりも安く済む場合もあるから。(高校生/17歳)

◆【利用したいと思っているが、実際に利用したことはない】理由

・セキュリティに不安がある。(会社員/29歳)
・ダウンロードに時間がかかるので、したことがないが興味はある。(学生/21歳)
・なんとなく面倒な気がして。(専業主婦/42歳)
・もっと安ければよいが。(会社員/32歳)
・決済方法がめんどう。(会社員/28歳)
・買うより安いが、未だ気に入った曲が見つからない。(主婦/37歳)
・利用したいネットのみ販売の曲があるけど、準備がめんどくさい。(高校生/18歳)

◆【利用したいとは思わない】理由

・お金がかかるので。(主婦/36歳)
・お金を払うんであればCDの方が良いから。(会社員/26歳)
・ダウンロードに時間がかかる。お金を出しも欲しいと思うアーティストの楽曲なら、 ファイルではなくきちんと形のあるものとして手元に欲しい。(大学生/18歳)
・タダで入手する方法があるので。(大学院生/25歳)
・レンタルした方が良い。(大学生/20歳)
・有料でMP3を買うならCDを買った方が良い。音もいいし、ライナーノーツもあるしジャケットもある。 (デザイナー/34歳)


Q:有料の音楽ダウンロードサービスは今後普及すると思いますか?




Q:音楽ダウンロードサービス(無料/有料どちらでも)について、思うことをご自由にどうぞ。

・CDにしろ、レコードにしろジャケットに魅力があるのでダウンロードは限界がある。 (アルバイト/26歳)
・FTTHが普及して、CD1枚のデータが簡単にダウンロードできるようにならないと、 普及は難しいと思う。(会社員/26歳)
・その曲をより深く知るためにも無料ダウンロードは必要だと思う。(公務員/49歳)
・ダウンロードが手軽に出来るようになればレンタルショップに行く手間が省けるので助かる。(学生/22歳)
・ダウンロードの通信費と購入料を合わせるとCDを購入した方がまだ安い。(会社員/40歳)
・どのサイトでも同じ画面、同じダウンロード方法、 同じ支払い方法などといった感じで1本化されると利用者は使いやすいと思うが。(専業主婦/35歳)
・ネット上の違法な音楽データの規制をしない限り、有料での音楽データのダウンロードは普及しないと思う。(大学院生/25歳)
・パソコンに上手く取り込むことができなかったらそれはちょっと不便だと思うし、 データが飛んでしまったらなあ、とも思う。 便利だとは思うけれどもまだまだ不安な点があるような気がする。(従業員/22歳)
・違法ダウンロードサイトは今後も減らない気がする。有料で決済方法の簡単な、 かつ曲が豊富なサイトが現れれば普及すると思う。(会社員/28歳)
・歌詞カードとかも一緒にダウンロードできれば良い。(会社員/30歳)
・合法、違法にしろ今まで聴こうと思っていないアーティストの曲も聴いてみようと思うので、 購買層が広がるチャンスではあると思う。(半導体開発/31歳)
・今のダウンロード販売ではあまり利用者は増えないと思う。 付加サービスや特典をつけることによって一般の販売方法と差別化を図る必要があると思う。(学生/23歳)
・買ってまで聴きたいと思える楽曲が果たしてどの程度存在するのか、著作権保護は大切だが、 業界は少し冷静に考えて欲しい。人は本当に必要と思うものについては、お金を惜しまないものだと思う。 (会社員/34歳)




◆次回予告:「PCを用いたCDのコピーについて」

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