携帯電話におけるインターネット機能の利用動向(株)三和総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントのイ
ンターネット機能のある携帯電話を所有するインターネット・ユーザー300人に対
する調査により、携帯電話におけるインターネットの利用動向が明らかとなった。
まず、インターネット機能付きの携帯電話を利用し始めてからの利用歴としては、 「1年以上」が6割と最も多く、次いで「1年〜6ヶ月」が2割、「3〜6ヶ月」が約1割、 「3ヶ月未満が約1割といった結果となっており、(携帯電話からの)メールの利用については、 3ヶ月以上の利用履歴のあるユーザーは、9割以上が経験があると答えている。また、 メールの利用については、「利用したことがある」と答えたユーザーのうち、 「毎日利用」が8割、「2日に1回利用」が2割と、約8割が日常的にメールを利用している。 次に、携帯電話におけるメール以外のインターネットの利用、つまり、ウェブサイトの閲覧、 ダウンロードサービスの利用等については、「よく利用している」というユーザーは21%、 「たまに利用している」が55%、「利用したことがない」というユーザーが24%と、メールに比べると、 利用経験・利用頻度共に低い数値にとどまっていることが分かる。 「利用している場所」としては、「屋外(自分がよく知っている地域)」と「自宅」がほぼ半数と最も多く、 「屋外(自分のよく知らない地域)」での利用は約1/4にとどまっている。 また、現状の利用の具体的な内容としては、「着メロ・待受画面等のダウンロードサービス」が最も多く、 次いで「天気予報」、「ニュース」といった結果となっている。 一方、今後の利用意向をみてみると、「渋滞情報・路線情報等の交通情報」が最も多く、 次いで着メロ・待受画面等のダウンロードサービス」、「天気予報」、 「映画館の上映時間等のエンターテイメント系の施設の情報」、「モバイル・バンキングサービス」 といった項目が多く挙げられていた。因みに、携帯電話における「オンライン・ショッピング」に付いては、 現状では5%、今後の意向でも13%程度にとどまっている。さらに、 「現状」と「今後」のギャップ(差)をみていくと、「GPS(位置情報システム)を利用したサービス」、 「家族の安全確認等、携帯電話を通じてのサービス」等が現状の利用動向と比較して今後の利用意向が高く出ており、より携帯の特性を活かした、付加価値の高いサービスに対する期待が感じられる。 GPSについては、想定されるいくつかのサービスについて利用意向を尋ねたところ、 「自分のいる場所に基づいて、目的地までの行き方を教えてくれる」というナビゲーション機能の利用意向が最も 多く、次いで「自分のいる場所周辺の飲食店等の情報(割引情報等)をメールで提供してくれる」 という周辺地域に関する情報提供機能が挙げられていた。 上記のように、携帯電話におけるインターネットの機能としては、 メール機能がコミュニケーションの手段として浸透しつつあるのに対し、 その他のインターネット接続機能については、まだまだ利用が浸透しているとは言い難い状況にある。 利用場所の動向からみても、「屋外で利用している(よく知っている場所・よく知らない場所両方含む)」 と回答したユーザーは54%と半数程度にとどまっており、「携帯」電話のインターネット機能としては、 必ずしも通常のPC等と差別化ができていない状況である。 一方で、今後の利用意向の全体的な傾向としては、 現状の利用動向よりもより幅広い情報・サービスが期待されているといえる。そういった部分から、今後は、 GPSといった「携帯」ならではの機能の活用を軸に、 「いつでもどこでも」「必要な」情報が「手軽に」入手できる「エージェント」 としての機能が求められるのではないだろうか。 ◆参考記事 ・ 韓国、携帯から数字でコンテンツにアクセス ・ 50代以上のネットユーザー、携帯電話/PHSの所有率は66% ・ 携帯に欲しいサービス、「病院の混雑情報」と「選挙の投票」 Q:あなたは、携帯電話のEメール機能を利用したことがありますか? ![]() Q:あなたは、携帯でウェブサイトの閲覧等、インターネットを利用(Eメールを除く)したことがありますか? ![]() Q:(ウェブサイトの閲覧などを「利用している」とお答えいただいた方にお伺いいたします) 利用する際の場所はどのようなところですか?(複数回答) ![]() Q:(ウェブサイトの閲覧などを「利用している」と答えた方に) 現状、利用しているコンテンツはどのようなものですか?また、 今後利用したいと思うコンテンツはどんなものですか?(複数回答) ![]() ◆次回予告:「オンライン書店のレコメンド機能について」 関連テーマ 最新トップニュース
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