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デイリーリサーチ2002年3月13日 00:00

ポータルサイトの生き残る道とは?

この記事のURLhttp://japan.internet.com/research/20020313/1.html
著者:japan.internet.com編集部
国内internet.com発の記事
インターネットコム(株)、(株)インフォプラントによる、 首都圏に住む20歳〜34歳までのインターネット利用者へ向けた調査によると、 ポータルサイトがターゲット層を絞り込むことに対するユーザーの反応はおおむね好意的であることがわかった。

ポータルサイトのエキサイトは、今後の事業方針として、 ユーザーの対象を都会に住む20歳〜34歳までの男女に絞ることを発表したが、 このエキサイトの戦略について「賛成」と答えたユーザーは約7割を占めた。

「賛成」の理由としては、情報が細分化される、より使いやすくなる、無駄がなくなる、 といった意見が多く、ターゲットを絞ることはポータルサイトが生き残るために必要な戦略、 とするユーザーが大半を占めている。

しかし、一方で「反対」とするユーザーからは、ターゲットを絞る必要性がわからない、 差別している気がする、内容が偏りそう、年齢層が狭すぎる、といった意見があがっており、 特にターゲットを年齢で区切ることに対しては反発の声が強い。

エキサイトのように、20歳〜34歳までの都会に住むユーザーを対象にしたポータルサイトを利用したいか? との問いに対しては、一度ぐらいは使ってみたい、どんな内容か見てみたい、 内容が自分に合っていると思う、として約7割のユーザーが「利用したい」と答えている。

自由回答を見てみても、 他サイトとの差別化を図ることや個性を打ち出すことに対しては賛成とするユーザーが多いものの、 ターゲットを年代(年齢)で区切ることに対しては意見が賛否両論にわかれている。他との差別化を図るべく、 いち早く思い切ったコンセプトを打ち出したエキサイトだが、その戦略が吉とでるか凶とでるか、 今後の動向に注目したい。


◆参考記事: エキサイト、都会派ユーザーに的を絞る
調査協力: 


Q:ポータルサイトのエキサイトが、ユーザーの対象を首都圏に住む20歳〜34歳までの男女に絞っていく戦略を 発表しましたが(参考記事参照)、このように、ポータルサイトがターゲット層を明確にすることについてどう 思いますか?またその理由は?




◆【賛成】の理由

・Webは情報量が多いのが利点だが、多すぎるという欠点もある。だから分かりやすくなるのではないかと思う。 (エンジニア/25歳)
・いろいろな検索サイトがそれぞれターゲットを絞ってサイトを作れば、 多くのユーザーがその人にぴったりなサービスを受けられるから。(リース会社勤務/34歳)
・ターゲットが定まっていなかったり、広すぎると無難な内容になり、面白くない。(会社員/34歳)
・どちらかといえば賛成。今はどこのポータルサイトも同じようなのでつまらないけれど、 ターゲット層がはっきりしていると選びやすい。(主婦/34歳)
・基本的にビジネスとはターゲットを絞ることが重要だと思うから。そうでないと戦略すら立てられない。 (会社員/25歳)
・より自分の感覚に合うようなサイトになれば嬉しいから。(派遣社員/27歳)
・差別化のポイントとして有効だと思う。(主婦/33歳)
・結局万人に対応しようと思うと無理がでるし、サイトそのものが使いにくくなる。(会社員/27歳)
・新しい感じがする。使えそう。(パート/33歳)
・欲しい情報が取得しやすそうだから。(会社員/32歳)

◆【反対】の理由

・20歳〜34歳対象のサイトであっても、その枠だけで収まらないこともあるのではないか。 内容が薄くなるのでは?(会社員/31歳)
・インターネットを主に利用しているのはそれらの年代層であるかも知れないが、 そのような区別化を図ることは危険だと思うので。(学生)
・35歳以上の人がかわいそう。(フリーター/25歳)
・ターゲットを絞る必要性が理解できない。(法律事務/30歳)
・なんとなくポータルサイトは老若男女を問わず、また地域を問わずに行なって欲しい気がする。 (主婦/32歳)
・今後、対象年齢以外の人が使う可能性があるのに締め出す結果になるのではないかと思う。 (会社員/34歳)
・情報が偏りそうだから。(主婦/27歳)
・年齢層が狭すぎる。(パート/34歳)
・失敗した場合のデメリットが大きすぎる。(公務員/29歳)
・幅広い年齢層の方が面白いと思う。(学生/23歳)
・利用層を絞ることにも、有料化にも反対。(会社員/29歳)


Q:エキサイトのように、都会に住む20歳〜34歳までのユーザーにターゲットを絞ったポータルサイト を利用したいと思いますか?またその理由は?




◆【利用したい】理由

・これからが期待できそうだから。(会社員/27歳)
・ターゲットを絞っているだけに欲しい情報が見つかりやすくなるから。(商社/23歳)
・一度使ってみて、そのサイトがどれだけ自分に合うのかを確かめてみたい。(派遣社員/27歳)
・自分が当てはまると思うから。(アルバイト/20歳)
・使い勝手、内容等について見ておきたい。(会社員/32歳)
・地域情報などが充実すると思うから。(主婦/30歳)
・流行に敏感になれそうだから。(専業主婦/34歳)
・他のサイトには無いものが見られそうだから。(専門学校生/24歳)
・同世代が見たい部分を特に沢山集めてあると思えるので、 その方が自分に合うものを探すのにいいような気がする。(商社/32歳)

◆【利用したいとは思わない】理由

・あまり魅力を感じない。(コンピュータ関係/31歳)
・一般のポータルサイトより情報量が少なくなる可能性があるから。(専業主婦/30歳)
・このやり方には賛同できない。(アルバイト/26歳)
・ターゲット層ではあるけれど自分とは合わない気がするから。(無職/26歳)
・安易にターゲット層を絞ったようなポータルサイトは使いたいとは思わない。(ゲームメーカー/27歳)
・情報が偏ってしまいそう。(会社員/33歳)
・年齢には限定されない広い分野での視野を失いたくないから。(銀行員/29歳)
・地方を阻害するようであまり良いことだとは思わない。(事務/26歳)
・内容が限られているようで嫌だから。(会社員/34歳)

Q:このように、ポータルサイトがターゲット層を絞り込むことはユーザーにとって何かしらメリットがあると 思いますか?




Q:このように、ポータルサイトがターゲット層を絞り込むことで、利用者数はどうなると思いますか?




Q:ポータルサイトが生き残るために、ターゲットを絞っていくのと全ての年代層をカバーしていくのとでは、 どちらが有効だと思いますか?




Q:ポータルサイトの今後の生き残り戦略について、思うことやご意見があればご自由にどうぞ。

・Yahoo!のように広く浅く情報を提供していては差別化が図れない。 ターゲットを絞ることで利用者は減るかもしれないが、付加価値が出るので生き残れると思う。 (会社員/26歳)
・コンテンツよりも、まず検索のしやすさ、情報量が大切では? ポータルサイトの意味を取り違えないで欲しい。(学生/26歳)
・これからのサイトの生き残りは、他との差別化を考え、ターゲットを重視し、 戦略を立てることからだと思う。(パート/34歳)
・ターゲットを絞った戦略は大いに結構だと思うし賛成だが、 狙いを絞ってしまうことの弊害はそれなりに大きいと思うので、ターゲットの絞り方をもう一度見直し、 かつ全年齢層の人が利用できる部分も残しながらバランスを取ることが重要ではないかと思う。 (会社員/28歳)
・ターゲットを絞る、マニアックに凝ってみるなど、個性的なサイト作りが効果的にできれば、 一部有料でも使う人はいると思う。(学生)
・ポータルサイトはユーザビリティが命だと思う。(会社員/26歳)
・やはりキラーコンテンツが最低1〜2個はないと厳しいかも。 そのコンテンツはある程度ターゲットを絞ることが必要と思われる。(商社/34歳)
・検索のしやすさとサイトの信頼性が重要だと思う。ウイルス対策など一番早いところを求める時代だと思う。 (主婦/25歳)
・今回のエキサイトの方向は新しい試みとしてどうなるか面白い。(会社員/27歳)
・勝手にして、と言いたいところだけど、ユーザーが無関心ではサービスは良くならない。 使ってみて積極的に意見を挙げることが大切。(学生/23歳)
・他と差をつけるための工夫が必要だと思う。(会社員/30歳)
・利用者の立場になって考えている所が最終的に残るのではないだろうか。(主婦/31歳)


(2002/3/12調査 首都圏に住む20歳〜34歳までのインターネット利用者 300サンプル)
【有料】


◆次回予告:「アーティストのホームページについて」

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