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2002年5月22日 00:00

インターネットによるニュース配信、9割が「有料なら利用しない」

インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが毎日ニュースをチェックしている10代以上のインターネットユーザーを対象に行った調査によると、メールやホームページ上からニュースをチェックしているユーザーは約8割を占め、ニュースサイトは新聞やテレビ同様、生活に密着したメディアとなっていることが明らかとなった。

最も人気があるのは、総合ポータル「ヤフー」のニュースカテゴリで、朝日新聞、読売新聞などの新聞社の Web サイトも頻繁に利用されていることがわかった。また、74%が「無料で複数の報道機関のニュースが読める」、「更新が頻繁」などの理由で、現状のサービスに満足している一方、「内容が新聞ほど詳しくない」、「画像や写真の数が少ない」などの不満もあげられた。

ニュースを利用する場所としては「自宅」や「学校/職場」が大半を占め、新聞やテレビやラジオと同じように利用されている。

また、現在無料で利用することのできるニュースサービスが有料へと移行した場合、「利用しない」という人は9割を超える。無料ニュースの利便性に慣れてしまったユーザーを有料サービスへ誘導するのは依然として厳しい状況にありそうだ。有料サービスは、「最新ニュースのより詳しい情報がリアルタイムに閲覧できる」、「利用料金が安い」などのメリットがあれば利用してもよいが、「テレビや新聞と同じ内容ならば他の無料サービスに乗り換える」という意見が大多数を占めた。

さらに、有料記事の一本あたりの適切な値段は「50円未満」が9割を超え、ほぼ全員がニュースの閲覧にお金をかけたくないと考えていることがわかった。また、「お金を払うぐらいなら、新聞やテレビやラジオの利用に切り替える」という意見もあり、お金を支払ってインターネットニュース配信サービスを利用しようという者はまだまだ少ないようだ。

今後、ニュースサイトに期待するサービスとしては、「動画ではなく画像の多用」、「テレビ・ラジオなどの他の媒体との連動サービス」、「地域に特化したクーポンサービス」、「登録制の掲示板の設置」などがあげられた。

◆参考記事:NY Times.com が有料アーカイブ記事を Yahoo! に配信
調査協力:


Q:インターネットを使ってニュースをチェックしていますか?

よく利用するニュースサイトはどこですか。
・朝日/読売/毎日など新聞系。(自由業/32歳)
・Yahoo、MSN など、ポータルサイトのトップページ。(IT 業/30歳)
・プロバイダーのフロントページの右側にあるニュース速報。(会社員/33歳)
・毎日株式投資をしているので日経のサイト。(塾講師/46歳)

Q:ご利用のニュースサイトの内容に満足していますか?また、その理由は?

満足している
・同じ事柄でも複数の記事が読めるので、客観的に判断しやすい。(自由業/24歳)
・無料で、欲しいニュースだけを早く取り出せる。(専業主婦/42歳)
・リンクが貼ってあるので詳しい情報入手できる。(メーカー営業職/36歳)
・政治・経済全般からベンチャー関連や新商品・技術に至るまで、幅広くタイムリーな情報を提供している。(会社役員/41歳)

満足していない
・内容が新聞ほど詳しくない。(主婦/40歳)
・サイトによって、配信時間がバラバラ。(自営業/38歳)
・新聞のような読者の投稿欄や書評がない。(学習塾講師/30才)
・写真や画像が少ない。(主婦)


Q:ニュースサイトを利用する場所はどこですか?(複数回答可)

Q:無料のニュース配信が有料サービスに移行した場合、引き続き利用したいと思いますか?またその理由は?



利用したい
・情報の速報性が向上し、内容が詳しければ利用する。(主婦/38歳)
・テレビや新聞と差別化されればよいが、同じ内容では有料の意味はない。(会社員/42歳)
・全てが有料になった場合、最も信頼が置けるものを1つ選んで利用する。(教員/43歳)

利用したくない
・お金を払うぐらいなら、新聞とテレビとラジオでいい。(大学職員/30歳)
・他にもそういった無料サービスがあるので、そちらを利用する。(塾講師/49歳)
・料金を払うのが面倒。(会社員/28歳)

Q:有料記事を購読する場合、1本あたりの記事の値段はいくらくらいが適当ですか?

(2002/5/21 調査 毎日ニュースをチェックしている10代以上のインターネットユーザー300人)
【有料】


◆次回予告:「固定電話における発信者名を表示するサービスについて」
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