電子投票「利用してみたい」は87%、若者の投票率アップに効果も?インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが、20代〜60代のインターネット利用者を対象に行った調査によると、23日の岡山県新見市長選・市議選で全国初の電子投票が行われたことについて、「知っている」と回答したユーザーは全体の80%を占め、特に40代、50代で関心が高いことがわかった。
新見市の市長選・市議選では、有権者は IC カードを投票機に差込み、候補者の名前が表示されたタッチパネルをタッチペンで触れることにより投票が行われた。電子投票分の開票作業は約25分間で終了し、開票にかかる時間もこれまでの半分以下に短縮された。 電子投票が自分の選挙区にも導入された場合、「利用してみたい」と考えているユーザーは全体の87%を占め、40代、50代では9割を超えた。利用したい理由としては、「面白そう」「便利そう」など、とりあえずどんなものか試してみたいという意見が多かったほか、「候補者の名前を間違えることがない」「すぐに投票できる」などの利便性の向上をあげる意見も多かった。 一方、「利用したくない」という回答の中には、「使い方がわからない」「システムの不備が心配」「不正行為が簡単にできそう」などの意見があげられた。 また、電子投票により投票率は上がると思うかとの質問には、「上がると思う」が53%を占め、「変わらない」が36%、「上がらないと思う」が11%を占めた。電子投票を利用したくないと回答したユーザーの中には、「投票所に足を運びたくない」という意見も多く、今後、投票所に行かなくとも、自宅のパソコンから投票できるようなシステムが開発されれば、投票率がアップすることも考えられる。 今後、選挙におけるインターネットの導入や投票の電子化に対して、賛成と回答したユーザーは92%を占め、今後あってほしいシステムとしては、「携帯電話やパソコンによる投票」「24時間の受付」「お年寄りや身障者にもわかりやすいシステム」などがあげられた。また、不在者投票の電子化についても、89%が「あれば利用したい」と考えていることもわかった。
Q:6月23日に、岡山県新見市長選・市議選で全国初の電子投票が実施されたことをご存知ですか? ![]() Q:ご自分の選挙区にも電子投票が導入されたら、利用してみたいと思いますか? ![]() ●利用してみたい ・とりあえずどんなものか体験したい。(自営業/37歳) ・記入の手間が省け、集計も信頼できる。(小売業/41歳) ・タッチパネル操作により、あっという間に終わりそうで便利。(会社員/48歳) ・選挙にかかる費用が軽減される。(無職/62歳) ●利用したくない ・投票所に行くことに変わりがない。(不動産営業事務/24歳) ・機械に弱いので操作に不安がある。(パート主婦/50歳) ・システムの不備が心配。(派遣社員/27歳) ・高齢者など、使い方がわからない人もいると思う。タッチパネル方式で押し間違えたりする人もいるのでは。(建設業/45歳) Q:普段、選挙に行ったり行かなかったり、ほとんど行かない、行かないと回答した方、ご自分の選挙区にも電子投票が導入されたら、投票に行きますか? ![]() Q:今回の電子投票は、画面に表示された候補者名に触れる「タッチパネル」方式によるものでしたが、こうしたシステムの導入により、投票率は上がると思いますか? ![]() Q:電子投票や選挙におけるインターネットの導入などであってほしいサービスについてお書きください。 ・自宅のパソコンから投票できるシステム。(精密製造/営業52歳) ・高齢者や障害者にとって使いやすいシステム。(建設会社経理/60歳) ・セキュリティ・データ保護・バックアップ体制を万全にしてほしい。(サービス業/42歳) ・不正行為の防止。(自営業/48歳) ・選挙公報がネットで閲覧できるシステム。(専業主婦/30歳) (2002/6/24 インターネット利用者20代、30代、40代、50代、60代 各年齢層 60サンプルずつ) ※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。 【有料】 関連テーマ 最新トップニュース
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