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家庭向け IP電話の利用実態― 利用者8割以上が「満足」インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った、固定電話機を利用する IP電話サービス利用者300人への調査で、利用者の満足度は概ね高いことがわかった。
まず、音質や通話中の切断など「通話品質」、初期料金や月基本料金を含む「通話料金」、機器の操作や設定など「使い勝手」の3項目について、利用者の満足度を尋ねてみた。利用者の満足度が最も高かったのは「通話料金」の項目で、「非常に満足」と「満足」を合計すると91%に達した。同様に「使い勝手」も合計90%と高く、唯一「通話品質」だけが合計84%とやや低め(それでも十分高いが)の結果になった。 次に、IP電話を利用する前と比較して、自宅の電話(固定電話)での通話回数や時間が変化したかについて聞いてみた。通話スタイルが「変わらない」利用者が60%を占めたものの、回数や時間が「増えた」という利用者も21%いた。通話が増えた利用者の相手先は「国内の市外地域」が最も多く77%(「増えた」利用者中で)、海外は9%、無料通話ができる「同じ IP電話サービスの利用者」は31%であった。 さて IP電話の大きなセールスポイントである『低料金』の実態はどうだろうか。導入前との比較で、固定電話全体(NTT 電話と IP電話両方)の料金が「安くなった」利用者は50%。一方で、料金総額が以前と「変わらない」という利用者が34%おり、冒頭で取り上げた「通話料金に対する満足度」の高さとはズレが生じる。これは通話時間や長距離通話が増えた上で料金が「変わらない」ことに満足している、と考えられるのではないか。 全体を通してみて、利用者は現在の IP電話サービスに「満足している」といえるだろう。もっとも、電話機も通話方法(受話器を上げ、番号をダイヤルするだけ)もまったくそのまま使え、電話料金が安くなる、とくれば当たり前ではある。音質など「通話品質」のポイントが唯一低かったのも、それがひとえに「従来の」通話品質に達していないからである。 しかし本来、電話を IP化するということは、決して「電話料金が安くなる」ことだけを意味するものではないだろう。家庭と外部の結節点にある情報端末として、電話と電話サービスにはさらなる進化形があるはずだ。来るべき「理想の電話」像を描き、利用者に具体的イメージを持たせ普及させる… 「従来の電話」への満足度が高いだけに、実はなかなか難しいことなのではないだろうか。
B>Q: IP電話を導入する前と比較して、ご自宅の電話(固定電話)での通話回数や時間は変化しましたか? ![]() Q:(通話回数や時間が「増えた」方へ)どのような相手先への通話が増えましたか? ![]() Q: IP電話を導入する前と比較して、固定電話料金の総額(NTT料金+IP 電話料金、基本料金なども含む)は変わりましたか? ![]() Q:ご利用の IP電話で早く改善してほしいと思う点は何ですか?(※サービスによってはあてはまらないものもあります) ![]() Q: IP電話について具体的に不満な点があればお答えください。 ・音が悪い。初期の携帯電話のように音がプチプチと切れる(自営業/33歳) ・携帯電話などへの通話料金を改善してほしい(会社員/26歳) ・キャッチホンが使えず割り込みの電話が入る(会社員) ・時間帯により不安定で、深夜などに通話断がある(会社員/40歳) ・障害が多い。しかも、原因の説明がない(会社員/32歳) ・携帯へかけると「番号非通知」になる(会社員/30歳) (2002/10/24 20代〜50代以上の、自宅で固定電話型 IP電話サービスを利用している方300人)
※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。 【有料】 ◆次回予告:「携帯電話でのメールマーケティング」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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