![]() ![]() ![]() ![]() ブロードバンド化によるオンラインショッピングへの影響この記事のURLhttp://japan.internet.com/research/20021216/1.html
著者:(株)UFJ総合研究所 研究員 関原深
国内internet.com発の記事
(株)UFJ 総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントによる、ブロードバンド環境にあり、かつこの1年でオンラインショッピングをしたことがあるインターネット利用者300人(10セグメント:10,20,30,40,50代以上×男女、各30サンプル)に対するアンケート結果より、ブロードバンド環境による「常時接続」「定額料金」といった条件によって、検索や比較をじっくり行えることから、オンラインショッピングを促進していることがわかった。
まず、利用者の環境だが、ADSL:66%、CATV:16%、ISDN 常時接続:13%とこの3種で約9割となっており、その他光ファイバー等となっている。 インターネットの利用時間についてお伺いしたところ、「50時間以上」53%、「30〜50時間」20%、「20〜30時間」14%と、実に毎日1時間程度利用する方が、約9割近くとなっており、従来よりも飛躍的に利用時間が増加していることがわかる。また、これをブロードバンド環境にする前後でどの程度変わったかをお伺いしたところ、「倍以上に増えた」53%、「やや増えた」26%と約8割の方が、利用時間が延びていることがわかった。 なお、倍以上に増えたとお答えの方の6割程度が30時間以上利用している方である。月15時間以上利用する人はブロードバンドを導入すればコストパフォーマンスを満たすといわれているが、実際は、それ以上にもっと使っているようだ。ブロードバンドを導入することによって、インターネット利用に対する潜在的ニーズを引き出していることがわかる。 次に、ここ1年間におけるオンラインショッピングの回数をお伺いしたところ、「10回以上」(28%)、「6〜9回」(13%)、「3〜5回」(30%)、「1〜2回」(29%)という状況である。これがブロードバンド環境にする前後でどの程度変わったかをお伺いしたところ、「倍以上に増えた」(24%)「やや増えた」(26%)、「あまり変わらない」(50%)と、増えた人と変わらない人の割合はちょうど半々の結果となった。利用時間程の延びではないにしても、積極層が5割も増加しているということは、ブロードバンドによって、EC は促進していると言っても過言ではない。 また、その増えた方に、その理由をお伺いしたところ、「接続時間や時間帯を気にせずゆっくりと商品の検索ができるようになった」「サイト表示の待ち時間が苦にならなくなった」といったブロードバンドならではの理由もさることながら、「ブロードバンドによってインターネットに慣れた」「オンラインショッピングに慣れた」といった、副次的効果も見受けられることが面白い。 従来からオンラインショッピングで言われていた、今まで出会うことのできなかった顧客と出会える、本当に欲しかったものが探し出せるといった特徴は、ブロードバンドという常時接続、定額料金、高速化といった環境が整った段階で、かなり現実性を増してきている。しかしながら、まだユーザビリティの欠如や、不必要に動く画面を駆使しながら販売している所も多い。環境が整いつつある今、これからが「商売」として、相手にどれだけ良い商品を心地よく届けることが出来るか、本質的な勝負となっていくだろう。 ◆参考記事:ブロードバンドユーザー、「自分好みのもの」に強く関心 Q:あなたは、ご自宅で月にどの程度インターネットを利用していますか? ![]() Q:ブロードバンド環境にしてから、インターネットを利用する時間はどの程度増えましたか? ![]() Q:「あなたは、この1年でどの程度オンラインショッピングをしていますか? ![]() Q:あなたは、ブロードバンド環境にする前と後で、オンラインショッピングをする頻度は変わりましたか? ![]() ◆オンラインショッピングが増えた理由 ・サイトの表示が速くなったので、時間が気にならなくなった。(専業主婦/47歳) ・ADSL にしてから、接続時間や時間帯を気にせず商品を選べるようになった。(自営業/44歳) ・画像をより多く見ることができるようになったため。ブロードバンドにしてインターネットに慣れたため。(主婦/49歳) (2002/12/13 ブロードバンド環境にあり、かつこの1年でオンラインショッピングをしたことがあるインターネット利用者300人、10セグメント:10,20,30,40,50代以上×男女、各30サンプル)
【有料】 ◆次回予告:「2002年を振り返る」
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