有害サイトのフィルタリング、小・中学生の親の利用希望は約9割インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントの調査によると、有害だと思うコンテンツを子どもに見せないために、そばで監督する以外の「何らかの対策」を取っている親は16%。また有害コンテンツの閲覧を規制するサービスについて、9割を超える親が「利用したい」と考えていることがわかった。
この調査は、小・中学生の子どもを持つ20代〜50代以上のインターネットユーザー300人を対象に行われたもの。子どもの年代割合は、小学生が65%、中学生が35%だった。 まず、子どもに自宅のパソコンでインターネットを利用させているか?の質問に対しては「利用させている」77%、「利用させたいとは思っている」12%、「利用させていない」11%だった。今回と同様、小中学生の親を対象に行った約2年前のリサーチ(2000年10月記事)と比較すると、子どもに利用させている親が10ポイント以上増加している。これについては、小中学校教育にインターネット利用が取り入れられていることや、定額制接続サービスの家庭への普及が要因として挙げられるだろう。同様に、子どもに利用させている形についても「親がいなくても子どもが好きに利用する形」が55%と、2年前と比較して10ポイントの増加となっている。 では子どもにインターネット利用を許している場合、有害コンテンツ・サイトへの「対策」はどうしているのだろうか。インターネットを利用させている(させたいと思っている)親のうち、親が監督または操作する以外の何らかの対策を取っているのは16%。具体的には「ブラウザの閲覧制限(コンテンツアドバイザー)機能の利用」が多く、参考記事のようなプロバイダのフィルタリングサービス利用はわずか2%程度だった。 プロバイダのフィルタリングサービスについては、「無料ならば利用したい」という声が84%と圧倒的に多い。すでにいくつかのプロバイダが無料で提供しているということもあるが、「フィルタリングがどこまで機能するのか疑問(会社員/38歳)」「自由にさせながら、折に触れて一緒に学んでいきたい(専業主婦/41歳)」などの意見が多く見られる。フィルタリングに任せきりにするのではなく、“援用サービス”として最低限の機能さえあればいい、という意向が強いようだ。ちなみに、インターネットや携帯電話の利用について親子で話し合うことが「時々ある」という親も4割弱を占め、家庭内でのインターネット教育も徐々に進みつつあるようだ。 なお今回は、携帯電話のメール機能やブラウザ機能についても調査を行った。小・中学生の子どもに携帯電話を与えている25%の親のうち、約半数がメールとブラウザ、両方を利用させている。またそれらに対するフィルタリング機能が「必要」と考える親は、全体の55%だった。子どもの携帯利用普及が進めば、今後こうしたサービスへの需要も見込まれるだろう。
Q:(お子さんにインターネットを利用させている、利用させたいと思っている方へ)有害なコンテンツやサイトを見せないために、具体的にどのような対策を取っていますか?(親が側で見ている、親が操作して見せる以外で) ![]() Q:(すべての方へ)参考記事のような、プロバイダが提供する閲覧制限(フィルタリング)サービスを利用したいと思いますか? ![]() Q:お子さんに携帯電話のメール機能やブラウザ機能を利用させていますか? ![]() Q:お子さんが使う場合、携帯電話のメール、ブラウザに何らかの閲覧制限(フィルタリング)サービスが必要だと思いますか? ![]() Q:お子さんのインターネット利用とその制限について、ご自由にご意見をお書きください。 ・チャットに勝手に参加して個人情報を流してしまった。現在はなるべく親がついているようにしている(専業主婦/40歳) ・掲示板でメル友を作って住所を教えてしまったことがあり、子供には厳重に注意した(事務員/36歳) ・クリックするとプレゼントが当たります、なんて言葉に釣られて個人情報が漏れるのが怖い。学校でも指導して欲しい(専業主婦/37歳) ・今はまだ小学生なのでしていないが、もう少し大きくなれば何らかの閲覧制限をしたいと思う(専業主婦/37歳) ・閲覧制限はあったほうがいいと思うが、場合によっては必要な情報も制限されるのではと不安(専業主婦/40歳) ・まずは、保護者がきちんとした知識を持つことが大切だと思う(主婦/42歳) ・最小限の制限をかけられればそれに越したことがないが、インターネットの必要性と有害性をよく話しあい、理解することが必要では(自営業/45歳) ・大人の我々でも、便利さと危険が表裏一体だと感じる事がある。子どもに対しては、自由にさせながらも折に触れて一緒に学んでいきたいと思う(専業主婦/41歳) (2002/12/19 20代〜50代以上の小・中学生の子どもを持つインターネットユーザー300人)
※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。 【有料】 ◆次回予告:「携帯 Eメールを使った安否確認システムについて」 関連記事 最新トップニュース
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