非接触型 IC を搭載した携帯電話を使ったサービス、過半数が「使ってみたい」 (株)UFJ総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントのインターネット接続機能付インターネット・ユーザー300人(20代以下・30代・40
代・50代・60代以上×男・女 各30サンプル)に対する調査によると、携帯電話をか
ざすだけで運賃の支払いができるなど、非接触型 IC を搭載した携帯電話を使った様々
なサービスに対する利用意向はいずれも半数を超える結果となった。
回答者の属性としては、現状で約2割のユーザーが現在 JR 東日本で採用されている
「Suica」を利用したことがあると回答している。
非接触型 IC を搭載した携帯電話によるサービスに関して、まず、「携帯電話を改札 機にかざすだけで運賃を支払えるサービス」の利用意向については「利用してみた い」というユーザーは64%となった。この「利用してみたい」と回答したユーザーに 対して、前払い(プリペイド)方式と後払い(ポストペイ)方式のどちらが良いかと いう問いかけを行ったところ、前払い方式賛成派が37%、後払い方式賛成派が58%と なっている。 また、「利用してみたいと思う理由」については、「いちいち切符を買う手間が省けるから」が81%とやはり最も多く、次いで「定期・切符などを別に持た ずに済むから」が60%、「現金・クレジットカードなどをもっていなくても電車に乗 れるから」が50%といったところが多く挙げられていた。 逆に「利用したくない」理由としては、「落とした時などに勝手に支払に使われると困るから」が53%と最も多 く、次いで「今の状態(カード・切符の利用)で充分だから」52%、「様々な情報を 携帯電話に入れておくのは不安だから」50%といった項目が多く挙げられている。ち なみに、現状「Suica」を利用している(したことがある)ユーザーのなかでは、約 1/4が「利用したいと思わない」と回答している。 さらに、非接触型 IC を搭載した携帯電話によるいくつかのサービスについて利用意 向を尋ねてみた。まず、上記と同様決済が関連するサービスとして「非接触型 IC を搭 載した携帯電話を店頭の専用端末にかざすだけで買い物ができる」サービスについて は55%のユーザーが「利用したい」と回答している。また、ID 機能等、他のサービス に関する利用意向は以下のとおりである。
上記のなかで、最も利用意向が高かったのは、「2.ショッピングセンターなどにおけ る情報提供サービス」であった。なお、「是非利用したい」というユーザーが最も多 かったのも 2. のサービス(21%)であり、次いで「5.携帯電話による居場所通知サー ビス」(19%)が多く挙げられていた。 このように、非接触型 IC を搭載した携帯電話を使ったサービスに関しては、過半数 以上が使ってみたいと肯定的な姿勢を示しており、携帯電話のようなモバイル機器と 非接触 IC の組合せによるサービスは、企業にとってのビジネスチャンスとして非常 に大きなものであると考えられる。しかし、携帯電話に非接触 IC が搭載・実用化さ れるのは来年以降の話であり、さらに、買い替えのスピードを考えると、こういった 携帯電話が普及するのはさらに先のことである。 企業としては、新技術の開発・機器 の普及動向を見ながら、過渡的技術の活用、消費者の啓発・啓蒙活動も含め、自社 サービスの展開を図っていく必要があるのではないだろうか。
Q:あなたは非接触型 IC を搭載した携帯電話を改札機にかざすだけで運賃を支払え るシステムについて、利用してみたいと思われますか? ![]() Q:上記システムを利用する場合、前払い(プリペイド方式)と後払い(ポストペ イ方式)とどちらがいいと思われますか。 ![]() Q:携帯電話を改札機にかざすだけで運賃を支払えるサービスについて、利用してみたい理由は何ですか? ![]() Q:あなたは非接触型 IC を搭載した携帯電話を店頭の専用端末にかざすだけで買い 物ができるシステムについて、利用してみたいと思われますか? ![]() Q:あなたは非接触型 IC を搭載した携帯電話を使った以下のようなサービスについて、利用してみたいと思われますか? ![]() (2003/3/7 インターネット接続機能付インターネット・ユーザー300人、20代以下・30代・40代・50代・60代以上×男・女 各30サンプル)
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