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ネット上のクレジットカード決済、利用度は高まるが不安は解消されずインターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行ったオンラインショッピングやコンテンツ販売利用者への調査によれば、1年前と比較してクレジットカードによるオンライン代金決済の利用度が高まったことがわかった。ただしカード利用への“不安”は解消されていない。
この調査は20代から60代の、オンラインショップやコンテンツ販売の利用者300名(月一回以上利用・男女半数ずつ)を対象に行ったもの。 それによれば、オンライン決済の手段として「クレジットカード」を最もよく利用すると回答した利用者は59%。これは1年前の調査と比較して17ポイントの増加。 また多額/少額それぞれの決済について利用経験のある決済手段をすべて答えてもらったところ、多額決済(数千円程度・経験者294名)では75%がカード決済を利用したことがあり、最も利用度が高い。しかし少額決済(数百円程度・経験者253名)についてのカード決済利用経験は60%で、「銀行振込/郵便振替」(63%)よりも利用度が低かった。 決済手段としてクレジットカードを最もよく利用する利用者にその理由を尋ねたところ、88%が「決済作業が簡単・便利」な点を評価し、その他「利用ポイントが貯まる」「手数料がかからない」点が挙げられている。 ただし Web サイト上でカード番号を入力することについては「かなり不安」21%、「多少不安」64%と、1年前の調査結果から改善されていない。“カード以外”の決済手段をよく利用する利用者も、その理由のトップとして「第三者にカード番号が盗まれそうで心配」(61%)を挙げている。結局のところ「安全性に不安を持ちつつ、やむを得ず利用している(銀行員/41歳)」というのが利用者の本音のようだ。 ICカード化によるセキュリティ強化については、カード決済を主に利用する利用者の21%が「今すぐにでも必要」、また68%が「今後必要になると思う」と回答した。ただし、現在カード以外の決済方法を主に利用している利用者がカード決済に乗り換えるかどうかについては約半数が「わからない」と答えており、微妙なところだ。 利用者側ではカード番号流出やネット詐欺などの被害を回避するために、ECサイトの SSL 対応確認はもちろん実店舗の住所や連絡先の確認、また「初回の購入時はできるだけコンビニ振込等で支払う(会社員/31歳)」といった“自衛手段”が採られている。 IC搭載カードの普及や公的な認証サービスの利用など、システム面でのセキュリティ強化が望まれているのは言うまでもない。ただしそれは利用者に“見えにくい部分”であり、対応が行われたとしても不安感は依然残るのではないだろうか。むしろ受注確認の連絡やクレジット利用明細の送付、またトラブル発生時の保障・対処方法の明示といったこまめな「目に見える対応」こそ、カード利用に関する不安を取り除く近道であるようだ。
Q:オンライン決済で、最もよく利用する決済方法を一つだけお選び下さい。 ![]() Q:(クレジットカードを最もよく利用する方へ)クレジットカードを使う理由は何ですか?当てはまるものすべてをお答えください。 ![]() Q:(クレジットカード“以外”を最もよく利用する方へ)クレジットカードを利用しない(または他の方法をよく利用する)理由は何ですか? 当てはまるものすべてをお答えください。 ![]() Q:(クレジットカードを最もよく利用する方へ)参考記事の「eLIO」のような、安全性が高いIC内蔵型クレジットカードについてどう思われますか? ![]() Q:ネットでのクレジットカード決済について、カード側およびショップ側の課題など、お気づきの点やご意見をご自由にお書きください。 ・カード情報をどのように管理しているのか全くこちら側には判らず、良心にまかせているというのが実状(会社員/42歳) ・カードの控えを送ってこないショップは不安になります(自由業/46歳) ・全てのショップでクレジット利用明細書を同封して欲しい(OAインストラクター/46歳) ・不審な高額決済などは、カード会社から簡単な電話確認が欲しい(主婦/31歳) ・万一情報が盗まれ被害にあった場合の補償についてはっきり表示して欲しい(塾講師/24歳) ・最低限でもSSLを採用していないサイトではクレジットカードは使用しないし、ページの更新をマメにしないショップは信用していない(24歳/金融業) (2003/04/10 20代〜60代のオンラインショップやコンテンツ販売などを月一回以上利用するユーザー300名・男女半数ずつ)
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