個人ウェブサイトへの広告掲載余地あり! 現状、広告掲載は17% (株)UFJ総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントのウェブサイト運営者300人(10代以下、20代・30代・40代・50代以上×男・女 各30サンプル)に
対する調査によると、ウェブサイトへ広告を掲載している人の割合は17%にとどまっ
ていることが分かった。
最初に本調査の対象サイトについて述べると、1日あたりのアクセス数は100件未満 が全体の75%を占め、1日1万件以上のアクセスのあるサイトはない。コンテンツは 「日記など」(24%)、「友人などとのコミュニケーションスペース」(17%)と限られた コミュニティを対象としたサイトが比較的多いが、「音楽や映画」、「旅行関 連」、「写真掲載」など一般向けも多く、多岐にわたっている。 上記調査対象者に、アフィリエイト広告やインターネット広告代理店との契約による広告の掲載の有無を尋ねたところ、250人(83%)が「広告を掲載していない」と回答 し、「掲載している」と回答したのは50人(17%)であった。広告を掲載していないと 答えた人にその理由を複数回答で尋ねたところ、31%の人が「収入が上がる見込みが ないと思うから」を挙げ、「広告が嫌いだから」(26%)、「広告がサイトのデザイン を阻害するから」(24%)がそれに続いた。 あくまでサイトを自己主張やコミュニケーションの場としてとらえ、収入を得ようとは考えていない人が多いことが分かる。一方で「どうしたら広告を掲載できるか知らないから」(22%)や「広告主やインターネット広告会社との契約するのが面倒だから」(20%)との意見もあり、ある程度広告掲載に関心はあるが実行に移していない層もあると思われる。 一方で、「広告を掲載している」と回答した人に月間の広告料収入を尋ねたとこ ろ、68%が「1,000円未満」と回答し、広告掲載が副業やウェブサイトの維持費として の手段とはなっていないことが分かる。ただ、1か月に1万円以上の収入を得ている サイトも15%あり、サイトの運営状況によってはサイトの維持費程度は賄える可能性 があることを物語っている。 最後に、全員に対して「あれば使ってみたいと思う広告・広告システムが何か」を 聞いたところ、最も多かったのが「小額の広告料収入でも毎月支払ってくれるサービ ス」(42%)で、「自分のサイトコンテンツにあった広告だけを配信する仕組み」(42%) もほぼ同数あった。 小額の広告収入の毎月支払いに対するニーズは広告掲載者の6割 が求めており、広告料収入が5,000円になるまでは支払われない制度となっているこ とが多いインターネット広告会社の支払基準への不満が高いことが分かる。また、コ ンテンツに合致した広告の配信についての要望については、広告を掲載していない人 に限ってみても40%が選択しており、広告会社にとっては、サイト運営者へのサービ スの向上によって広告枠の獲得余地があることを示している。 以上から、現状はウェブサイトに広告を掲載している人はあまり多くないものの、 掲載したいとのニーズはある程度あるものと考えられる。一般的にバナー広告のク リック率は0.1〜1%と言われており、サイト管理者にとってはサイトコンテンツの良 質化などでアクセス数の増加を目指すことが収入アップには欠かせない。 一方で、インターネット広告会社やアフィリエイトによる売上拡大を目指す企業に とっては、特定カテゴリーにターゲットを絞った掲載依頼や、支払条件の変更などが 広告掲載先の拡大に必要ではないかと思われる。また、個人サイト管理者は同時に ネットサーファーでもあり、「ホームページの邪魔になる広告はダメ(自営業・33 歳)」「以前に比べて広告の種類は増えたが報酬は安くなっている。怪しい内容の広 告も多い。(会社員・33歳)」など広告に対する印象は必ずしも良くない。 掲載サイトにとって掲載しやすい広告(デザイン性の向上、ターゲット広告の実施、報酬や支払条件など)を提供するなどし、これらの悪いイメージを払拭していくことも必要であると考えられる。(調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:あなたの運営するウェブサイトに広告を掲載していますか?但し、無料プロバイダの広告は除きます。(アフィリエイトプログラムやインターネット広告代理店と の契約による広告についてお答えください。) ![]() Q:広告を掲載しない理由は何ですか? ![]() Q:月間の広告料収入はいくらぐらいですか? ![]() Q:あれば使ってみたいと思う広告・広告システムは何ですか? ![]() (2003/4/18 ウェブサイト運営者300人、10代以下、20代・30代・40代・50代以上×男・女 各30サンプル)
※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。 【有料】 ◆次回予告:「音声や映像を使ったコミュニケーションについて 」 関連記事 最新トップニュース
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