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内容よりもまずは“迅速対応”を! 企業のメール対応に対する消費者意識インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行ったアンケート調査によれば、企業にEメールで問合せをしたことのある消費者の半数は、企業側の対応のまずさにより「印象が悪くなった」経験を持つ。悪い印象を与えた原因のワースト1は、返答内容や態度の悪さではなく「返答の遅さ」だった。
この調査は10代から60代の、Eメールで企業へ問合せをした経験があるインターネットユーザー300人に対して行われたもの。回答者の性別は男性:39%、女性:61%、年齢層の分布は10代:6%、20代:28%、30代:44%、40代:15%、50代:6%、60代:1%となっている。 まず、電話ではなくメールを使って企業に問合せをする理由について尋ねてみた。最多だったのは「企業の営業時間外に問合せをしたい」(55%)という理由で、以下「電話代がかかる」36%、「メールの方が問合せ内容を説明しやすい」32%、「電話がつながらない」30%と続く。メールの方が「電話よりも気軽に問合せができる(会社員/30歳)」という意見も少なくない。 その一方、電話で問合せをしたことのある回答者(173人)に、メールではなく電話で問合せをする理由を答えてもらったところ、「電話の方が対応・返答が早い」から、とする回答が80%を占めた。これは「電話の方が問合せ内容を説明しやすい」53%、「電話の方が詳しい説明を聞ける」43%などの理由を大きく上回っている。 では、企業側の問合せ対応の実態はどうだろうか。回答者のおよそ4人に1人(28%)は、「問合せメールを送ったが返信がない」という経験をしたことがあるという。その後どのように対応したか? については「あきらめた・そのままにした」が最も多く、「電話問合せに切り替えた」や「再度メールを送った」の数を上回っている。 ただし注意しなくてはならないのは、ここで消費者が言う「あきらめ」の“質”だろう。それは単に「問合せるのをやめる」ことを意味するのではなく、「誠意がないとみなし、同業他社に乗り換えた(主婦/34歳)」「他の人に『あの企業はメールアドレスはあるが対応してくれない』と言った(会社員/38歳)」など、“企業の顧客に対する姿勢”へのあきらめ、という意味が多分に含まれる。 消費者が企業の問合せ対応に悪い印象を持つ原因は、「返答・説明が的はずれ」(20%)、「返答担当者の態度が悪い」(17%)などよりもまず、「返答が遅い」(32%)である。これの裏を返せば「メールでの問合せはどうせ回答が遅いだろう、と思っていることが多い。意外と返答が早かったらそれだけで印象が良い(ユーザーサポート業/33歳)」という風にも考えられる。 参考記事では「約半数の企業が24時間以内に返信」とあるが、企業で問合せメールを受ける場合、問合せ対応に“目標タイム”を設定してみてはいかがだろうか。また返答に時間がかかりそうな要件の場合、まずは問合せメールを受領したことだけでも返信対応しておくべきだ。 (調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:電話ではなくメールで問合せする理由は何ですか? あてはまるものすべてをお答えください。 ![]() Q:(電話で問合せたことのある173人の方へ)メールではなく電話で問合せをする場合の理由は何ですか?あてはまるものすべてをお答えください。 ![]() Q:問合せメールを送ったが返信がない、というケースに遭遇したことがありますか? ![]() Q:(メール対応によって企業に対する印象が悪くなった事が「ある」方へ)どのような対応について、悪印象をもたれましたか? ![]() Q:(メール対応によって企業に対する印象が良くなった事が「ある」方へ)どのような対応について、好印象をもたれましたか? ・説明が下手でも親身になって聞いてくれた(会社員/27歳) ・こちらの話を聞こうとする前向きな態度が伺えた(会社員/38歳) ・聞きたかったこと以外にも、必要と思われる事柄をあわせて教えてくれた(主婦/39歳) ・メールで問合せたのにわざわざ電話をもらった。ビックリしたが好印象だった。(主婦/33歳) ・1時間以内に回答を送ってもらい問題が解決した。次回もその会社の製品を購入した(会社員/41歳) ・結局、所望していたのもは無かったが、親切で素早い対応をしてもらったので好印象(アルバイト/37歳) (2003/5/8 10代〜60代のEメールで企業へ問合せをした経験があるインターネットユーザー300人)
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