プロバイダによるメールのウィルス対策、「必須」と考える利用者が8割以上インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った、自宅でPCを利用するインターネットユーザーへの調査によれば、プロバイダ(以下 ISP)等の提供するメールサーバー上でのウィルス対策サービスについて8割以上のユーザーが、今後 ISP にとって「必須のサービスである」と考えていることがわかった。
今回の調査対象は20代以上の自宅でPCを利用するインターネットユーザー300人。年齢層分布は20代:32%、30代:43%、40代:18%、50代:6%、60代以上:1%で、男女比は男性:37%、女性63%であった。 まずユーザーの“ウィルス感染体験”について尋ねてみた。これまでに「ウィルスに感染したことがある」ユーザーは35%。感染が発覚した経緯については、「ウィルス対策ソフトの検知/警告」が最多で感染経験者の44%。以下、誤って添付ファイルを開いてしまったなど「感染した時点で自覚」したユーザーが25%、さらに「知人からの指摘」14%と続く。 その一方、ウィルス対策ソフトベンダー等からの情報に基づく「自己調査」により発覚した、とするユーザー7%に止まった。続々と新種のウィルスが発見される中、やはりユーザーレベルでの対策は荷が重く、過去の調査結果にもある通り“ソフトまかせ”にならざるを得ないのが実情だ。 では、大手 ISP を中心に提供が進んでいる「メールサーバー上でのウィルス対策サービス」の利用動向はどのようなものなのか。自宅PCにおける利用を尋ねたところ、対策ソフトとの併用も含め、31%が「利用している」と回答した。対策ソフトの利用普及度(66%)にはまだ遠く及ばないものの、“満足度水準”は対策ソフトのそれよりも高く、実に9割以上が満足であるとしている。 ではこのようなウィルス対策サービスが今後、ISP のサービスとして必須であるか? という設問には、全ユーザー中82%が「必須である」と回答した。また、そう考えるユーザーの74%(全ユーザーの59%にあたる)は、月額200〜300円ならば「基本料金に含めても良い」と回答している。約二年前の調査でユーザーの過半数が「無料」にこだわったことを考えると、ユーザー側のウィルス対策についての理解も格段に進歩してきていると言える。 人間に感染するウィルス同様、コンピュータウィルスの拡大防止もまず、対策へのユーザー参加率が高くなければ意味をなさない。“SARS ウィルス感染拡大”の報道を見るにつけ、ISP レベルでの広範なウィルス対策の重要性を連想するのである。 (調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:(すべての方へ)ご自宅のPCでウィルス対策ソフトや、プロバイダが提供する(メールサーバー上での)ウィルス対策サービスを利用していますか? ![]() Q:(プロバイダのサービスを利用している方へ)価格・内容を考慮して、プロバイダの提供するウィルス対策サービスの満足度をお答えください。 ![]() Q:(すべての方へ)メールサーバー上のウィルス対策サービスは、今後プロバイダのサービスとして必須だと思われますか? ![]() Q:(「必須である」とお答えの方へ)ウィルス対策サービスが有料(月額200〜300円)で提供されるとして、その料金をプロバイダの基本使用料に含めて「基本サービス」としても良いと思いますか? ![]() Q:ウィルス対策ソフトおよびウィルス対策サービスについて、ご不満な点や改善のアイデアなどありましたら、ご自由にお書きください。 ●ウィルス対策ソフトについて ・ウィルスは恐ろしいとは思っているのですが、対策ソフトが高額なので何も対策をしていません。また何をどうしたら良いのかがわかりません(主婦/32歳) ・対策ソフトを使用していますが、一年更新というのは面倒なので長期間の保障を考えて欲しい(パート/35歳) ・ウィルス対策ソフトは、他のアプリケーションが遅くなるなど不具合を起こしやすいのが困る(会社員/32歳) ●ウィルス対策サービスについて ・プロバイダで無料サービスを利用しているが、どこまで機能しているのか不安(会社員/27歳) ・Web 閲覧のウィルス対策もあると良い(専門学校生/21歳) ・対策はメールサーバーだけでは不十分では(会社員/36歳) (2003/5/22 20代以上の、自宅でPCを利用するインターネットユーザー300人)
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