シニアのパソコン利用―― 男性は仕事、女性はコミュニケーションIT弱者と思われてきたシニア世代だが、近頃生活ツールとして使いこなす人も目立つ。実態はどうなのか? 株式会社インフォプラントでは60歳以上のインターネットユーザーを対象にアンケート調査を実施し、「シニア世代のパソコン利用事情」を探った。集計回答数は男女各150名ずつ、計300名。
◆男性は4割弱「7年以上」、女性は「3年未満」3分の2の利用歴 男性は7割弱が専用マシン所有 回答者のパソコン利用歴は、男性では4割弱が「7年以上」と長いが、女性は「1年〜2年未満」が3割弱で、3分の2が「3年未満」。1日のパソコン利用時間も、男性は「5時間以上」が2割半ばを占め、3分の2近くが「3時間以上」だが、女性は「1時間」が2割半ば、「30分」「2時間」が2割強ずつで、3分の2近くが「2時間以下」だった。自宅でのインターネット接続方法は、男女を問わず「ADSL 8Mなど(1.5Mより高速で8M以下)」が2割強で最も多く、次いで「ADSL 12Mなど(8Mより高速なもの)」「CATV」が2割ほど。女性は4割強、男性は7割近くが「自分専用」のパソコンを利用していた。 ◆利用目的は「趣味・生活情報などの入手」8割弱 男性は仕事、女性はコミュニケーション パソコンを使うようになった目的を複数回答形式で聞いたところ、男女を問わず最も多かったのは「趣味・生活情報などの入手(ネットサーフィンなど)」で8割弱。次いで、男性は「仕事・勉強の情報収集(ネットサーフィンなど)」が6割弱、女性は「家族・友人などとのコミュニケーション(メール、チャット、IP電話など)」が6割半ばで、「住所録作成、年賀状などのはがき作成」はいずれも5割強。その他「ネットショッピング・オークション」が女性で4割弱、男性は3割強、「家計簿・ネットバンキングなどの資産・小遣い管理」が2割半ばほど。パソコンで主にやっていることも「趣味・生活情報などの入手(ネットサーフィンなど)」が8割弱と最も多く、次いで「家族・友人などとのコミュニケーション(メール、チャット、IP電話など)」が女性で6割強、男性が4割半ばで全体の5割強。男性では「仕事・勉強の情報収集/資料閲覧・作成」も4割を超えており、「住所録作成、年賀状などのはがき作成」は全体の4割半ば、「ネットショッピング・オークション」が3割半ばの順だった。 ◆男性はホームページで情報発信、 女性はメールでコミュニケーションしたい 「今後パソコンでもっともしたいこと」は男女を問わずやはりトップは「趣味・生活情報などの入手(ネットサーフィンなど)」で全体の2割弱。理由は「情報の早さ」をあげる人が多く、「旅行」「介護」「ガーデニング」など多様な情報の収集に意欲的。2位以下は男女差があり、男性では「ホームページの作成」が1割半ばを占め「自分を表現したい」と情報発信欲求大。女性は「家族・友人などとのコミュニケーション(メール、チャット、IP電話など)」が2割弱で、離れて暮らす家族や友人とのメールのやりとりを楽しみたいというコメントが多かった。(記事提供:株式会社インフォプラント/C-NEWS) Q:あなたが1日にパソコンを利用する時間はどのくらいですか? もっとも近い時間をひとつだけお答えください。 ![]() Q:あなたがパソコンを使うようになった目的(パソコンを使ってしたかったこと)は何ですか?(複数回答可) ![]() Q:今後、あなたがパソコンでもっともしたいことをひとつだけお答えください。 ![]() ●「趣味・生活情報などの入手(ネットサーフィンなど)」の理由 ・介護であまり外出できないので、PCで色々楽しんでいます(専業主婦/67歳、女性) ・足が弱くなり、出不精になったので、旅行に行ったつもりで色々な所を見たい(主婦/76歳、女性) ●「家族・友人などとのコミュニケーション(メール、チャット、IP電話など)」の理由 ・家族や友達ともっとメールのやり取りなどをしたいので(パート主婦/62歳、女性) ・子供が海外暮らしをしているので、メールは安くて便利(主婦/61歳、女性) ●「ホームページの作成」の理由 ・自己表現と啓蒙(著作業/64歳、男性) ・自分が生きていることを示したい(無職/76歳、男性) ・自分を表現したい(無職/71歳) (2003/7/8 60歳以上のインターネットユーザー300人〔男女半数ずつ〕)
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