共通ポイント・プログラムの利用度は54%と倍増ながら…(株)UFJ 総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントによる、インターネット利用者300人(10セグメント:10,20,30,40,50代以上×男女、各30サンプル)に対するアンケート結果より、インターネット上での共通ポイントの利用度は倍増の54%となっており、かなり定着化が進んでいるが、決して皆が満足している状況で広がっているわけでもないことがわかった。
当調査については、以前行った調査と比較しながら検討を進めていく。まず、ポイント・プログラムについては、かなり好き44%、まぁ好き52%とあわせて96%の方が「好き」と回答している。これは、前回89%とほぼ同等の水準である。次に利用率については、よく利用している43%、利用している45%とこちらも前回(34%、43%)と比べてよく利用している方が1割程増えており、嗜好度・利用度共に増加傾向にある。なお、属性別については、前回調査と比較して、30代以上の男性がかなり好意的な態度を示し、利用度が増していることが特徴的であった。また、ポイント付与の有無が購買行動に与える影響は、かなりある22%、まぁある56%と、こちらも前回(18%、48%)と比べて1割ほど増加していることが分かり、ポイント・プログラム自身はかなり普及してきている状況にあると言える。 また、インターネット上での共通ポイントサービスについてお伺いしたところ、認知度は75%、利用度は54%となっており、認知度は前回とほぼ変わらないものの、利用度は倍増、それも「現在も利用中」が倍増(22%→48%)していることがわかった。 ただし、ポイント・プログラムに対する自由回答を確認したところ、「一か所に集約されるので便利」「是非、続けて欲しい」という好意的な意見も見受けられたが、「あまり貯まらないと面白くない」「安くなっている気がする」「換金に対する信頼性が低い」というように、運営上の課題も散見するようになっている。 共通ポイント・プログラムのビジネス・モデルから類推される運営上の重要な点は、ポイント付与段階での妥当さ(ある程度の頻度で発生させて忘れないようにする、利用者が把握できる幅広さの範囲内でのポイント付与)と、変換段階における値頃感(損をしたと思わせない)にある。従来のマーケット・プレイス型と類似しているが、ある程度までは規模の世界で進んでいくが、定着するかどうかについては、その質を問われる。現在、共通ポイント・プログラムは、その狭間に差し掛かってきている状態である。自由回答を見ていると、「まぁ、貰えるモノはもらっときましょう」というのが、ポイント・プログラムの現状であり、これでは、最終的なサービスの安定化にはほど遠い。「ポイントは現金にかわればいい」という声が大多数で、期待内容が良くも悪くも高い環境下において、マーケット・プレイスの教訓を如何に活かすか、各社の取組に期待したい。(調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:あなたはポイントプログラムを利用していますか? ![]() Q:あなたが商品・サービスを購入するとき、ポイント付与の有無で購入への影響はありますか? ![]() Q:あなたは、インターネットで色々なサイトの商品・サービスを購入するとネット上でポイントがたまり、他の商品・サービスと交換できるサービスを利用していますか? ![]() (2003/8/9 インターネット・ユーザー300人)
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