ケータイインターネット、利用者、未利用者共に不満は「通信料金」(株)UFJ総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントのインターネット機能付き携帯電話の所有者300人(男女10代、20代、30代、40代、50代以上:各層60サンプル)を対象にした「ケータイインターネットの利用動向調査」によると、ケータイインターネット利用者の不満、未利用者がケータイインターネットを使わない理由として、共に「通信料金が高い」という回答が最も多く、通信料金に対する不満が大きいことが分かった。
まず、ケータイインターネット(メール除く:以下同様)は、全体の8割のユーザーが利用している。利用頻度は「1日に1回未満、1週間に1回以上」との回答が最も多く、全ユーザーの25%を占める。次いで、「1週間に1回未満」の22%、「1日に1〜2回」の18%と続き、「1日に3回以上」の利用頻度の高いユーザーは14%である。これを2001年のケータイメールの利用調査「携帯/PHS でのメール機能、半数が1日複数通利用」と比較してみる。すると、調査から2年経過しているにもかかわらず、今回調査したケータイインターネットの利用頻度の方がかなり少ない。以上からケータイインターネットは、ケータイメールと比べてまだまだ利用されていない状況にあるといえる。 次に、ケータイインターネットで利用されているコンテンツについてみてみよう。すると、着信メロディの利用が圧倒的に多く、次いで待ち受け画面の利用が多い。これらは、自分ひとり、もしくは友人などと一緒の時にも手軽に楽しめる利用方法である。次に利用が多いのが、天気予報、乗換え案内である。これらは、外出などに際し、手軽で便利な利用方法である。以上から、ケータイインターネットは手軽に楽しんだり、手軽で便利に情報収集をする使い方をされていることが分かる。 今度は、ケータイインターネットに対する不満をみてみよう。ケータイインターネット利用者が「ケータイインターネットに対する不満」として挙げたものとして、最も多かったのが「通信料金が高い」というものである。また、「通信スピードが遅い」、「ダウンロード料、接続料が高い」という不満も多い。これらの不満は利用頻度が高いユーザーほど顕著である。一方、ケータイインターネット未利用者の「ケータイインターネットを利用しない理由」で最も多かったのは、ケータイインターネット利用者の不満同様、「通信料金が高い」というものである。次いで、「ダウンロード料、接続料が高い」といった料金に関する理由が続き、「興味のあるコンテンツがない」といったコンテンツの中身に関するもの、「操作が複雑」といった操作に関するものより不満度が高い。 今回の調査から、ケータイインターネットに対する不満、ケータイインターネットを利用しない理由として共に「通信料金が高い」がトップにきており、ユーザーはケータイインターネットの通信料金に割高感を感じている。これは、PCのインターネット常時接続環境が浸透してきており、ユーザーが一定料金のインターネットに慣れてきていることが原因の一つとして考えられる。この問題の解決策としては、第一に通信料金を下げることが挙げられるが、その他に最近「PCでケータイコンテンツを検索・購入」のようなサービスが始まり、今後の展開が期待される。しかし、いつでもどこでも使える通信ツールとしてのケータイの機能を考えれば、ケータイインターネットが真に普及するためにはやはり通信料金の低下が必要になってくるだろう。(調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:あなたはケータイでインターネット(メール除く:以下同様)をどれくらいの頻 度で利用しますか? ![]() Q:あなたはどのようなコンテンツを良く利用しますか? ![]() Q:(利用者へ)ケータイインターネットに対する不満はどのようなものですか?/(未利用者へ)ケータイインターネットを利用しない理由は何ですか? ![]() (2003/8/24 10代〜50代以上のインターネット機能付き携帯電話所有者300人)
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