携帯を使ったコンテンツの「音声読み上げサービス」、4人に1人は興味ありインターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った調査で、インターネット対応携帯を使った新聞記事などの「音声読み上げサービス」への利用意向がわかった。
この調査は20代から60代の、インターネット機能付き携帯電話ユーザー300人を対象に行ったもの。年齢層分布は20代:28%、30代:40%、40代:24%、50代:6%、60代:2%。これまでにPCや PDA 用の「読み上げ」ソフトを利用したことがあるユーザーは11%いたが、そのほとんどは試用レベルでしか利用していない。 まず音声合成による「読み上げ」についての、ユーザーのイメージを尋ねた。「音声の自然さ」については8割のユーザーが「(非常に)ぎこちない」イメージを持っており、評価は低い。その一方で「読み上げ機能の便利さ」については「(非常に)便利」が30%と、やや評価が高まる。用途によってはぎこちない読み上げでも有効に利用できるのでは、という期待があるようだ。 では参考記事にある、携帯を使って新聞記事などの「読み上げコンテンツ」を配信するサービスへの評価はどれくらいだろうか。全体的には「興味がない」「利用したいと思わない」が半数近くと強い傾向だが、およそ4分の1のユーザーが「興味はある」あるいは「利用したい」と回答している。また現時点では利用意向がないものの、「いつか高齢になって、文字が読み辛くなったら利用したいと思うかもしれない(会社員/37歳)」「高齢者や視覚障害者には便利なサービスだと思う(会社員/31歳)」といった意見も多く見られた。 上記設問に「興味はある」「利用したい」と回答したユーザー77人に「利用したいコンテンツのジャンル」を聞いたところ、「ニュース・新聞記事」を筆頭に「交通情報」「天気予報」など情報系/速報系コンテンツの人気が高かった。また利用したいシーンでは「自動車運転中」「仕事中」という回答が多く、ユーザーにとっては「ラジオと同じ感覚(会社員/28歳)」というサービスイメージが最も近いといえる。 また携帯電話自体に、専用コンテンツではなく通常のメールや Web サイトを読み上げる機能が付いたら利用するか? という質問では「利用したい」4%、「興味はある」27%と、専用コンテンツよりも利用意向が高かった。携帯メールの利用頻度が高まっているため、そのサポート機能としての期待があるようだ。 今後「音声の自然さ」に関する問題がクリアされれば、小説などの読み上げや「海外の新聞記事を読ませてヒアリングの練習に使う(会社員/35歳)」といった用途も考えられるのだが、現実にはまだまだ課題が多そうだ。また情報系コンテンツの配信以外でも、「高齢者向けの緊急防災情報配信(専業主婦/41歳)」や「難読漢字を携帯カメラで撮影したら読んでくれる機能(専業主婦/32歳)」といった幅広くユニークな活用法が考えられそうだ。(調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:コンピュータの音声合成による「読み上げ」について、あなたが現在持っている「イメージ」をお答えください。 ![]() Q:参考記事にあるような、携帯電話に「音声読み上げ専用コンテンツ」が配信されるサービスを利用したいと思いますか? ![]() Q:携帯電話に、メールや Webサイト(ホームページ)など自分の利用したいテキストを自由に「読み上げ」させられる機能が付いたとしたら、利用しますか? ![]() (2003/9/18 20代〜60代のインターネット機能付き携帯電話ユーザー300人)
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