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オンライン書店利用経験者のオンライン書店同士の使い分けは10%、使い分けには至らず?株式会社UFJ総合研究所、インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラント
のオンライン書店で本を購入したことがある利用者300人(男女10代、20代、30代、40代、50代以
上:各層60サンプル)を対象にした「オンライン書店の利用動向に関する調査」によ
ると、オンライン書店同士を使い分けている利用者は10%にとどまっていることが分
かった。
まず、オンライン書店とオフライン書店(実店舗)合わせての購入頻度に対する質問 については、1ヶ月に2〜3冊程度の利用者が最も多く、全体の39%を占めており、 1ヶ月に1冊未満のあまり本を購入しない利用者は23%にとどまっている。一方、 オンライン書店だけでの購入頻度については、1ヶ月に2〜3冊程度の利用者は7%と 激減し、1ヶ月に1冊未満しか購入しない利用者が74%と激増している。このことか ら、オンライン書店利用者は、オンライン書店とオフライン書店とを使い分けており、購 入の中心はオフライン書店であることが分かる。 次に、オンライン書店を利用する理由について聞いてみた。すると、「オフライン書 店に行く必要がない」、「時間にこだわらず、いつでも注文できる」といった、オン ラインであるが故の基本的機能に加え、「本の検索がしやすい」、「本の品揃えが 良い」といった回答が全回答の半数を超え、利用者がオンライン書店に期待している 機能が分かる。 その他に多い回答としては、「割引やポイント還元などのサービスがある」があり、 価格面でのサービスもオンライン書店を利用する理由になっていることが分かる。 続いて、オンライン書店同士を使い分けているかについて聞いてみた。この質問に対 しては、オンライン書店同士を使い分けている利用者が10%にとどまっており、 ほとんどの利用者は特に使い分けてはいない。ちなみに、オンライン書店同士を 使い分けている利用者に、オンライン書店同士を使い分ける基準を聞いた自由回答 では、「送料」、「ポイントや特典」などの価格面でのサービスが最も多く、後は 「本の種類(専門書、和書と洋書など)」が続く。 また、オンライン書店全般に対する要望(自由回答)では、送料を安くして欲しいと いった 送料に関する意見が圧倒的に多い。現在、多くのオンライン書店で、送料割引など 送料に関連するサービスが行われているが、利用者はまだ充分だと考えていない ようだ。その他にはポイントサービスに関する意見、本の中身を確認できるようにし て 欲しいといった意見が多くみられた。 以上から、オンライン書店とオフライン書店とを使い分けている利用者は多いが、オ ンライン書店同士を使い分けている利用者は少ないことが分かる。よって、オンライ ン書店は、利用者が期待する機能を充実させることがオンライン書店の中での 利用者の囲い込みにつながると考えられる。 利用者が期待する機能の中で、各書店が「検索のしやすさ」、「品揃えの良さ」と いった機能を充実させてきている現状においては、送料やポイントなど価格面での サービスの充実が今後の差別化の重要なポイントになってくると考えられる。 (調査協力:株式会社インフォプラント)
Q1(左):オンライン書店とオフライン書店(実店舗)とで合わせてどの位の頻度で書籍を 購入しますか(月刊誌、週刊誌除く)? Q2(右):Q1のうち、オンライン書店ではどの位の頻度で購入しますか(月刊誌、週刊誌除 く)? ※クリックしてグラフ拡大 ![]() Q:オンライン書店を利用する理由は何ですか? ![]() Q:オンライン書店同士を使い分けていますか? ![]() (2003/9/29 オンライン書店で本を購入したことがある利用者300人)
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