地上デジタル放送、ユーザーの受け入れ態勢整わず2003年12月1日から地上デジタル放送が開始される。家電店では対応チューナー内蔵のTVがずらりと並んでいるのを見かけるが、はたしてユーザーはこれに準備できているのだろうか。
インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った調査によると、地上デジタル放送を閲覧するための対応機器をすでに購入した人の割合は5%に留まることがわかった。 この調査は、全国の20代以上の人で、家庭にテレビを所有する300人を対象に行った。年齢層分布は20代:30%、30代:42%、40代:20%、50代:6%、60代:2%。家庭にあるテレビの台数は1台:23%、2台:38%、3台:19%、4台:10%、5台以上:10%。 地上デジタル放送の対応機器を購入した5%(15人)のうち、対応チューナーを購入した人は13%、チューナー内蔵TVを購入した人は80%、セットトップボックスを購入した人は7%と、内蔵TVが多かった。購入金額は10万円以内だった人が47%、20万円以上40万円未満とした人が33%。 地上デジタル放送対応機器を購入していない人にその理由を尋ねたところ(複数回答可)、「まだ早い」(57%)「対応機器が高い」(51%)という理由が多かった。「住んでいる地域での放送がまだ始まらない」(23%)、「デジタル放送に興味がない」(16%)という意見が続いた。また、「よく分からない」「知らなかった」との意見も見られ、PR不足を指摘する声もあった。 現在のアナログ放送は2011年7月には終了する予定だが、未購入者はいつごろ対応機器を購入するつもりだろうか。「1年以内」と答えた人は4%、「2年以上〜3年以内」が13%、「4年以上〜7年以内」が7%、「まだ決めていない」が最も多く71%を占めた。「購入する予定はない」という人も5%いた。 「デジタル放送に関する情報がほとんどわからないので、どうにかして欲しい」(SE/26歳)や「全国的に地上デジタル放送化しなければならない理由って何?」(専業主婦)、「テレビを買い換えるメリットをもっと提示してほしい」(会社員/27歳)など、情報不足を訴える意見が目立つ。最近ではテレビ番組でも説明されているのを見るが、まだまだ複雑で分かりにくいようだ。 その他、対応機器が高すぎるという意見や、強制的に買い換えを迫られることへの不満も数多く見られた。目前に迫ったデジタル放送、ユーザー側の受け入れ態勢は整っていないようだ。(調査協力:株式会社インフォプラント)
Q:デジタル放送を閲覧するための対応機器は購入しましたか? ![]() Q:購入していない理由は何ですか? ![]() Q:いつごろ対応の機器を購入する予定ですか? ![]() (2003/11/25 全国20代以上人で、テレビを所有している300人)
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