![]() ![]() ![]() ![]() 公共図書館の IT 化、有料サービスならライバルはオンラインブックストアこの記事のURLhttp://japan.internet.com/research/20041008/1.html
著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
参考記事にあるように蔵書管理に非接触 IC タグが利用されるなど、図書館の IT 化は進んでいる。しかし、いかに便利になろうともサービスが有料になってしまえば、オンラインブックストアとの競合も考えられる。インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントの調査によると、「有料の公共図書館サービスより、オンラインブックストアを利用したい人」は63%だった。
この調査は、20代〜60代で、図書館を利用したことのあるインターネットユーザー300人を対象に行ったもの。年齢層分布は20代:22.3%、30代:51.0%、40代:19.3%、50代:6.0%、60代:1.3%。男女別構成比は男性40.0%、女性60.0%。 公共図書館の IT 化の印象を尋ねたところ、「進んでいると思う」が37%で、「進んでいるとは思えない」が40.3%とほぼ半々であった。しかし、その他の行政機関の IT サービスと比較した印象を尋ねると、「進んでいると思う」が16.0%で、「進んでいるとは思えない」が52.7%と大きく差がついた。 また、公共図書館の Web サイトに「とても満足している」「まあまあ満足している」利用者は合わせて41.2%だった。Web サイトは公共図書館のもう一つの窓口となるだけに、今後コンテンツの拡充やアクセシビリティの整備は必須となるだろう。 さらに、公共図書館のサービスが有料化した場合、オンラインブックストアとの競合が考えられる。そこでそのような場合はどちらのサービスを選択するか尋ねてみたところ、利用者の63.0%がオンラインブックストアを、14.3%が有料の公共図書館サービスを選択すると答えた。やはり公共図書館の有料サービスには抵抗があるようだ。また、最近はオンラインブックストアのサービス拡充が目立っている。 そこで、参考記事の非接触 IC タグが公共図書館の IT 化に可能性をもたらすかもしれない。公共図書館で IC タグが利用できたら便利だと思うか尋ねてみたところ、「便利だと思う」が60.7%、「便利だと思わない」が4.0%と肯定する意見が多数を占めた。例えば、携帯電話に内臓される非接触型 IC カードを図書館の利用券に対応させ、利用状況が携帯電話上で確認できれば、利便性は向上するだろう。 地方自治体のサービスとして市民にもっとも身近な存在である公共図書館だが、身近であるだけに市民からの要求も高い。資料の電子化、索引のオンライン提供くらいでは物足りなさを感じる利用者もいる。しかし、より踏み込んだ IT 化を実施するにしても「図書館は無料で利用するもの」という利用者のイメージは、なかなか消えないだろう。難しい立場だが、だからこそ新しい技術を取り入れる柔軟な姿勢が重要となる。(調査協力:株式会社インフォプラント)
調査協力:株式会社インフォプラント
Q:公共図書館の IT 化は、その他の行政機関の IT サービスと比べて進んでいると思いますか? ![]() Q:公共図書館の Web サイトは満足できるものでしたか? ![]() Q:公共図書館で IC タグが利用できたら便利だと思いますか? ![]() (2004/10/7 20代〜60代の公共図書館を利用したことがあるインターネットユーザー300人。)
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