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デイリーリサーチ2005年1月31日 00:00

ネットの不動産情報、4割以上が「満足できない」

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参考記事にあるように、1月〜3月は引越しシーズン真っ盛りである。不動産業者の Web サイトには、しっかりと SEO 対策が施されているだろう。では、実際のところ、インターネットの活用によって引越しに関わる作業は変わってきているのだろうか。また、ネット上で溢れる不動産情報はどのように活用されているのだろうか。

インターネットコム株式会社株式会社インフォプラントが行った、引越しにおけるインターネット利用に関する調査によると、 ネット上の不動産・賃貸情報を「満足できるものではなかった」としたユーザーは45.8%だった。 4割以上が何らかの不満を抱いているようだ。

調査対象は20代〜50代の全国インターネットユーザー300人。 年齢層は20代36.0%、30代41.7%、40代17.3%、50代5.0%。男女別構成比は男性43.3%、女性56.7%。

全体300人に、引越しの際、不動産・賃貸情報を調べる方法を尋ねたところ、 「インターネット」と回答したユーザーが最も多く59.0%(177人)。続いて「不動産業者の店頭」が39.3%(118人)、「折り込み広告」が30.7%(92人)、 「雑誌」が28.0%(84人)、「人から聞く」が25.7%(77人)だった。 さらに、「テレビ CM」は12.3%(37人)、「街頭の広告」は10.7%(32人)。「その他」の回答としては、「電話帳」「勤務先の会社に任せる」という意見が多かった。半数以上が活用しているインターネットは、情報収集に大きな役割を担っているようである。

2003年に行われた同テーマの調査結果と比較してもおもしろい。

インターネットを活用した177人に、不動産・賃貸情報をどのようなサイトで調べたか尋ねたところ、最も多かった回答は「ポータルサイト」で64.4%(114人)だった。以下、「個別の不動産業者が運営するサイト」が55.4%(98人)、「不動産情報を集めた専門サイト」が46.9%、インターネット掲示板が10.7%(19人)という結果になった。やはり、情報収集という面ではポータルサイトが強い。今やどのポータルでも不動産情報は欠かせないカテゴリとなっている。

また、ネット上の不動産・賃貸情報で重視する項目を尋ねたところ、「物件情報の豊富さ」が81.0%、「情報の新鮮さ」が66.7%、「画像などの詳細情報」が56.7%。「問い合わせなどへの対応」が45.3%、「検索などの操作性」が41.7%、「物件が実際に存在すること」が39.0%だった。

では、そのようなネットから得られる不動産・賃貸情報に、ユーザーは満足できているのだろうか。調査によると、45.8%のユーザーが「満足できるものではない」と回答していた。4割以上が何らかの不満を抱いているという現状である。

具体的な理由としては、「間取りや写真がない」「ネットと現地物件に差があった」「すでに契約済みだった」「たいていがツリ物件で、一度来店しないと情報を出さないと言われた」「資料を請求したら山ほど電話が来るようになった」などが見られた。中でも、「間取りや写真がない」は非常に多数のユーザーが感じているようだ。さらに、資料請求に際には個人情報を伝えることになるため、「資料を請求したら山ほど電話が来るようになった」というのも不安だろう。「満足できる」理由としては、「比較しやすい」「手軽」「相場がわかる」「検索が充実している」などが多かった。

引越しは大きな出費となるため情報収集は重要である。だが、今回の調査では、ユーザーの70.7%が「不動産全般に関する情報について、他の業界と比較して、業者と消費者に情報格差がある」と回答している。だからこそ、ネットを活用して信頼できる情報を集めたいところだが、ユーザーの満足度は決して高くない、というのが現状だ。
(調査協力:株式会社インフォプラント



参考記事:
「不動産業界」検索エンジンマーケティング状況
引越しにインターネットを活用、若い世代ほど顕著に


Q:引越しをするに当たって、不動産・賃貸情報をどのような方法で調べましたか。

Q:ネット上の不動産・賃貸情報についてどう思いましたか。

Q:ネット上の不動産・賃貸情報で重視することは何ですか。


(2005/01/28 対象:1年以内に引越しを経験した20代〜50代のインターネットユーザー300人)



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