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2005年10月7日 14:00

半数の父母が利用意向示す「子供見守り」サービス、でも自分が子供だったら…

NTT データなどが IC タグを利用した「子供見守りサービス」の実験を行い、KDDI は子供の居場所を確認できる「通学ケータイ」を開発した。

子供に持たせた携帯電話や IC タグから、現在どこにいるのか、何をしているのかなどの情報を得る「見守り」サービス、父母からのウケはいいようである。

インターネットコム株式会社株式会社インフォプラントが行った調査によると、52.3%の父母が「見守り」サービスを利用したいと考えていることがわかった。とはいえ、自分が子供だったら利用してほしいかは別問題のようだ。なお、同様の調査は2004年4月にも行っている。

調査対象は、自宅から PC などでインターネットを利用しており、幼稚園児/保育園児を持つ10代〜40代の父母300名。 年齢層は10代0.3%、20代10.3%、30代60.0%、40代29.3%。男女別構成比は男性39.3%、女性60.7%。

子供に持たせた携帯電話や IC タグから、現在どこにいるのか、何をしているのかという情報を得る「見守り」サービスを便利だと思うか尋ねたところ、「便利だと思う」が54.0%、「便利だと思うが抵抗がある」は42.3%で、合計すると96.3%の父母がこの種のサービスを便利だと感じていることがわかる。一方、「便利だとは思わない」は1.7%、「便利だとは思わないし抵抗がある」は2.0%だった。

「抵抗がある」と回答した129人は具体的にどのような抵抗を感じているのだろうか(複数回答)。それによると、最も多かったのは「情報を悪用されないか」の76人、以下、「意図しない情報まで取られるのではないか」(68人)、「子供のプライバシーを侵害することになる」(67人)、「携帯電話や IC タグなどの機器で管理することに抵抗がある」(42人)、「危険が迫ってもすぐに助けられない」(39人)など。その他の回答としては、「必要以上に心配してしまいそう」「そのようなサービスに頼りすぎてしまうのも問題」などが挙げられた。便利な反面それにつきまとう不安があるようだ。

全体300人にこのような「見守り」サービスを実際に利用してみたいか尋ねてみたところ、「利用してみたいと思う」との回答は52.3%で、「利用してみたいと思わない」(15.0%)を大きく上回る結果となった。ただ、「どちらともいえない」という層も32.7%おり、いかにサービスに対する「抵抗」を拭い去れるかがカギとなりそうだ。

利用してみたい理由の多くが「最近物騒な事件が多い」、「最近嫌な事件が多い」、「今の世の中どんなことがあるか分からない」というものだったことから、今後、子供に対する「見守り」サービスは普及していくのかもしれない。父母の74.0%が「一般的になると思う」と回答しており、「一般的になるとは思わない」は26.0%にとどまった。

ところで、「自分が子供の立場だったら、居場所確認や映像確認のサービスを利用してほしいか」という問いに対しては、「利用してほしい」が21.3%、「利用してほしいとは思わない」が43.3%と、先ほどとはまったく逆の結果となるところが興味深い。
(調査協力:株式会社インフォプラント

参考記事:
ネットジーンと KDDI、子供の居場所を確認できる「通学ケータイ」を開発
NTT データなど3社、IC タグ利用「子供見守りサービス」の実験結果を発表


Q:お子様に持たせた携帯電話や IC タグから、現在どこにいるのか、なにをしているのかという情報を得ることは便利だと思いますか。

Q:どのような抵抗がありますか。

Q:実際にサービスを利用してみたいと思いますか。


(2005/10/7 自宅から PC などでインターネットを利用しており、幼稚園児/保育園児を持つ10代〜40代の父母300名)

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