パソコンを始めて漢字が書けなくなった70%、読める漢字が増えた15%現在、ほとんどの文章はパソコンで作成されるようになり、手書きで文字を書く機会は極端に減っている。特にオフィスにおいては、職種や業種によってはほとんど文字を書くことはなく、学校を卒業してから文字を書いた覚えがないという社会人もいることだろう。
パソコンでの文字入力の機会が増え、筆記する機会が減っていくにしたがって、人は「漢字に弱くなった」と感じているようだ。 インターネットコム株式会社と株式会社クロス・マーケティングが、「筆記と文字入力に関する調査」を行ったところ、漢字が書けなくなったと感じているユーザーが7割にも上ることがわかった。 調査対象は、18歳〜60代のパソコンユーザー300人。男女比は男性50.0%、女性50.0%、年齢別は、18〜19歳が16.6%、20代16.6%、30代16.6%、40代16.6%、 50代16.6%、60代16.6%。 今回、協力していただいた回答者は、文書作成の際にパソコンを使うほうが多いユーザーが約半数、残りの半数は「同程度」と「筆記が多い」が約半分ずつというパソコンユーザー。 すべての回答者に「パソコンを始めてから漢字が書けなくなったと感じますか?」との質問を行ったところ、「少し感じる」という回答がもっとも多く、41.3%(124人)であった。「大いに感じる」の29.0%(87人)と合計すると70.3%にも上る。 確かに、パソコンを始めてから漢字が書けなくなったと感じているユーザーは多いようだ。では、逆に「読み」のほうはどうだろうか。 「パソコンを始めてから漢字が読めなくなったと感じますか?」という質問に対しては、47.7%(142人)が「感じない」と回答している。さらには「むしろ読める漢字が増えた」とする回答者も14.7%(44人)となっている。 伝言などの簡単な文章を手書きする場合は、書けない漢字があっても辞書で調べるようなことは少ないはずだ。そのような場合でもパソコンや携帯電話ならば「変換」するだけで、求める漢字が変換候補として表示される。手書きなら「書く」機会がなかった漢字でも、「入力」しているうちに読めるようになることは考えられる。 また、読み方がわからなければ、その漢字を入力するのには手間が要る。手書きのように、読み方を知らない、あるいは間違った読み方をしているのでは、その語句を入力することは出来ないのだ。 たとえば「雰囲気」と入力する場合に、読みを「ふいんき」などのように間違って覚えていたならば、正しい変換を行うことはできない。正しい入力のためには読みを覚えている必要があるものだ。このことからもパソコンを始めてから「むしろ読める漢字が増えた」という回答の気持ちは理解できる。 また、「漢字の書き方を調べる際、どのような方法で調べますか」との質問も行った。もっとも回答を集めたのは「パソコンで入力して変換してみる」で52.7%(158人)。半数以上の回答者が、この手軽な方法を利用しているようだ。 それに次ぐのは「実際の辞書で調べる」の46.7%(140人)で、実際の辞書もまだまだ利用されているのがわかる。「インターネット辞書」(37.7%)や「携帯電話で入力して変換」(31.0%)もポピュラーな方法となっているようだ。 なお、「その他」の中には「電子辞書」をあげたユーザーが目立っていた。 (調査協力:株式会社クロス・マーケティング)
調査協力:株式会社クロス・マーケティング
Q:パソコンを始めてから漢字が書けなくなったと感じますか ![]() Q:パソコンを始めてから漢字が読めなくなったと感じますか ![]() Q:漢字の書き方を調べる際、どのような方法で調べますか ![]() (2006年6月14日〜6月15日 18歳〜60代のパソコンユーザー300人。)
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