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ネットの口コミ、4分の3が参考に――Blog プロモーションの利かせ方ネット上の書き込みはときに大きな力を持つ。気になった商品について検索した際、アマゾンのレビューや、個人の Blog に掲載された感想文が真っ先に目に入るというのも珍しいことではない。ネット上に溢れる口コミをプロモーションに利用するサービスも今年になって目立ち始めた。
インターネットコムと goo リサーチが行った調査によると、インターネットユーザーが書き込む情報を参考にして商品やサービスに興味を持ったり、購入・利用したことが「ある」人は約75%。その一方で、企業から報酬を得て書かれた Blog に関して意見を聞いたところ、半数近くがその Blog またはスポンサー企業に対して不信感を抱くだろうと回答した。 調査対象は、10代から50代の男女1,093人。男女比は男性43.00%、女性57.00%、年齢別は、10代2.10%、20代20.40%、30代42.36%、40代24.89%、50代10.25%。 全体1,093人に、インターネットユーザーが書き込む情報を参考にして商品やサービスに興味を持ったり、購入・利用したことがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は74.75%(817人)。「ない」と回答した25.25%(276人)を大きく上回る結果となった。 「ある」と回答した817人に参考にしたサイトの種類を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは価格.com に代表されるような「比較サイト」で549人、続いて「Blog」(358人)、「掲示板」(297人)、「個人のホームページ」(230人)、「ソーシャルネットワーキングサービス」(144人)の順となった。 さらに「Blog」と回答した358人のうち、37.99%(136人)は特定の Blog を参考にしているという。このように他のネットユーザーに影響を与えるブロガーは、“アルファブロガー”や“インフルエンサー”などとも呼ばれる。 ところで、最近は企業がブロガーに金銭や商品を渡して Blog 記事を書いてもらうプロモーションサービスが盛んだ。特定の商品やサービスについて言及された Blog が増えれば、それだけインターネットユーザーに見られる機会も増し、同時に SEO の効果も期待できる。ただ気になるのは、このようにして生産された Blog 記事をネットユーザーはどう受け止めるか、ということである。 そこで、他人が書いた Blog で特定の商品やサービスが紹介されていた場合、その背後にスポンサーが存在したらどのように感じるか聞いてみた。 それによると、28.00%(306人)が「その Blog に対して不信感を抱く」と回答し、「スポンサー企業に対して不信感を抱く」という人も20.86%(228人)にのぼった。PR 目的の Blog は手放しで受け入れられるというわけではないようだ。 もちろん何もかもダメということはではない。上記の質問に対して最も多かった回答は「実際に役立つ情報だったり、スポンサーなどの情報が明らかにされていれば、特に気にしない」(50.05%、547人)というものだった。要はやり方次第ということである。情報を明らかにしつつ読む人のことを考えて書けば、役立つ情報として受け入れられるだろう。 一方で調査対象者のうち Blog を運営したことがある423人に、「スポンサーとなる企業から報酬を得て、自分の Blog で商品やサービスを紹介したいですか」と尋ねた。 こちらは「自由に書けるなら紹介したい」という回答者が最も多く61.70%(261人)。「自由に書けなくても紹介したい」という人はわずか7.57%(32人)にとどまった。報酬を得たとしても自分の意見は曲げたくないという人が多いようだ。また内容にかかわらず「紹介したくない」という人も30.73%(130人)を占めた。 口コミは一般ユーザーが広めていくものだけに、下手を打てば予想もつかない事態を巻き起こしてしまうことも考えられる。Blog やコミュニティの“炎上”などがその最たる例だ。ネット上の口コミは、悪評の足が速いことも特徴である。 (調査協力:goo リサーチ)
調査協力:goo リサーチ
Q:インターネットユーザーが書き込む口コミ情報を参考にして、商品やサービスに興味を持ったり、購入・利用したことがありますか。 ![]() Q:他人が書いた Blog で特定の商品やサービスが紹介されていた場合、その背後にスポンサーがいたらどう思いますか。自身のお考えにもっとも近いものをお答えください。 ![]() Q:スポンサーとなる企業から報酬を得て、自分の Blog で商品やサービスを紹介したいですか。 ![]() (2006/11/24〜11/26 全国10代〜50代のインターネットユーザー1,093人)
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