デイリーリサーチ2007年1月19日 09:00
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携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ(29):2007年1月19日――「MNP 利用予備軍」約4割

この記事のURLhttp://japan.internet.com/research/20070119/1.html
著者:japan.internet.com 編集部
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この「携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ」はインターネットコム株式会社goo リサーチ2004年4月より定期的にレポートしているもので、今回はその第29回目にあたる。第26回から設問を一新して調査を行っているが、今回より MNP 開始後の調査となるため、若干、設問を変更して調査を行った。

調査対象は、全国の10代から50代以上のインターネットユーザー1,000人。男女比率は、男性:47.00%、女性:53.00%。年齢層分布は、10代:2.10%、20代:19.70%、30代:39.00%、40代:25.10%、50代以上:14.10%。

前回と同様、ユーザーの割合を実際のものと近づけるため、NTT ドコモユーザー:52.70%、au(KDDI)ユーザー:28.90%、ソフトバンクユーザー:14.80%、ウィルコムユーザー:3.60%の割合で調査を行った。

今回の調査は、2006年1月9日から11日の間に行った。ソフトバンクの「ホワイトプラン」は開始されていない時期の調査となる。

MNP 開始前最後となった前回の調査では、MNP を利用して携帯電話会社を変更したいとの回答は17.67%であった。MNP 開始後、10月末に行った「MNP に関する調査」では、実際に MNP を利用した回答者は、わずか0.3%であった。

今回の調査で、ウィルコム以外のユーザー964人に「番号ポータビリティ制度を利用して携帯電話会社を変更しましたか」との質問を行ったところ、利用したという回答者は、1.97%(19人)であった。

MNP 開始から2か月以上が経過したが、巷で言われているように、実際の MNP 利用者はあまり多くはないようだ。

しかし、MNP は今後も利用できるサービスであり、ユーザーはいつでも携帯電話の電話番号を変更せずに、携帯電話会社を変更できる。現在の利用意向を見てみよう。

同じくウィルコム以外のユーザー964人に「今後、番号ポータビリティ制度を利用して携帯電話会社を変更する予定はありますか」との質問を行ったところ、「ある」との回答は3.11%(30人)であった。

また「予定はないが状況によっては変更してもよい」との回答は37.03%(357人)にも上っており、利用予定者と合計した「MNP 利用予備軍」は約4割にもなる。現在の MNP 利用者は多いとはいえないが、今後の状況次第では、携帯電話会社のシェア変動は大いにありえるといえるだろう。

MNP 開始直前には、携帯電話会社が「他社にあって自社にない」サービスを取り揃えるような動きが多く見られた。903i シリーズの GPS 搭載や、auソフトバンクの HTML メールサービス提供などがそうだ。

また、メーカーに関しても、キャリア間の違いを埋める、新規参入や再参入の動きが見られた。パナソニックは au への復活を発表していたが、ソフトバンクに再参入を果たし、au での復活第1号機「W51P」も先日発表された。シャープも au に参入au 版 AQUOS ケータイが発表され、どのキャリアでも AQUOS ケータイを選択できる状況となった。

このような状況で、注目されているメーカーはどのメーカーだろうか。回答者全員を対象に「現在注目している携帯電話・PHSのメーカーをお答えください」との質問を行った。

最も回答を集めたのは「シャープ」で23.60%(236人)とダントツであった。年末に行った「2006年の携帯電話に関する調査」では、シャープの AQUOS ケータイ「SoftBank 905SH」がもっとも印象に残った携帯電話として選ばれており、相変わらずの注目度を示した形だ。

以下は「パナソニック」7.70%(77人)、「NEC」7.40%(74人)と続いた。上位はあまり変化が見られないが、注目したいのは「Motorola」だ。

第27回では0.40%、第28回では0.30%であったが、今回は2.80%(28人)まで注目度がアップしている。

Motorola は NTT ドコモに、世界的なヒットモデル「MOTORAZR」を「M702iS」として投入したほか、GSM ローミング対応の「M702iG」も投入している。また、広告展開も積極的に行っており、この注目度の上昇は、それらの結果といえるだろう。

最後に携帯電話を買い替える際に有無が重視される機能を見てみよう。今回の調査より、選択肢に、搭載モデルが増加している「Bluetooth」「赤外線通信」「無線 LAN」、サービスが開始された「デジタルラジオ」を加えている。

最も回答を集めたのは「メモリーカード」で34.20%(342人)であった。以下は「音楽再生」19.90%(199人)、「ワンセグ」19.50%(195人)と続いた。上位3つは、これまでの調査とほぼ変化はない。

それらに次いだのは、新しく追加した選択肢である「赤外線通信」で17.60%(176人)であった。

携帯電話のアドレス帳に関する調査」では、28.0%が電話番号の交換に「赤外線通信を使う」と回答している。

赤外線通信の機能は新しい機能ではないが、ユーザーが赤外線通信を必要としていることが改めてわかる結果となった。

最近では、携帯電話の赤外線通信でチョロQをリモコン操作するといった機能も発表されている。赤外線通信機能は、携帯電話にとって、決して無視できない機能といえるだろう。

原データのご購入を希望される方は、research@japan.internet.com までメールにてお問い合わせ下さい。(調査協力:goo リサーチ

参考記事:
携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ(28):2006年10月27日――MNP 利用希望は減少、au への乗り換え希望は根強い
調査協力:goo リサーチ


Q:今後、番号ポータビリティ制度を利用して携帯電話会社を変更する予定はありますか

Q:現在注目している携帯電話・PHS のメーカーをお答えください

Q:携帯電話・PHS を買い替える際に、有無を重視する機能をお答えください


(2007/1/9〜11 全国10代〜50代以上のインターネットユーザー1,000人)



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