米国発のサービスである Second Life は、まだ日本語化されておらず、しかもクライアントソフトのインストールに求められる PC のスペックも高いとくれば、現段階での利用者はかなりのアーリーアダプターだ。約2割の認知度は悪くない数字だろう。
Second Life 内では企業のビジネス活動が注目されている。例えば Nissan はユーザーに自由に乗り回せる車とテストドライビングコースを用意、SUN は記者会見も Second Life で開いている。日本企業でもDACやアドバゲーミング、アドプレインなどの広告会社がオフィスを開設した。
だが今回の調査では、Second Life を「利用したこと」がある12人のうち、Second Life 内で企業広告やキャンペーンなどのプロモーション施策を見かけたことがあると回答した人は一人もいなかった。サンプル数自体が少ないが、単に気づいていないだけという可能性もある。
さて、上記のような参入企業が多いなか、インターネットユーザーは Second Life が“流行っている”と感じているのだろうか。これについて、Second Life を知っている211人に尋ねたところ、約半数に上る47.87%が「(流行している印象は)あまりない」と回答した。これに「まったくない」(18.96%)を合わせると、合計66.83%が Second Life の流行を感じていないことになる。一方で、「(流行している印象が)かなりある」は4.27%、「少しある」は28.91%となった。
Second Life を「知っているが、利用したことがない」という199人に、その理由を聞いてみた。最も多かった回答は「特に魅力を感じないから」で106人、これに続いたのは「利用する時間がないから」(85人)、「英語版しかないから」(52人)、「PC のスペックが足りないから」(25人)だった。Second Life は近々日本語版が公開される予定であり、多くの企業もそれを見越して参入しているようだ。だが、この結果を見る限り、言語の問題よりもそれに費やす時間や、プレイすることで得られるメリットなどがより重要となってくるだろう。
最後に、Second Life を利用したことがない1,061人に、今後利用してみたいか聞いてみたところ、「利用したくない」(51.74%)が「利用してみたい」(48.26%)をわずかに上回る結果となった。さて、Second Life は、2006年の YouTube の再来となるだろうか。
(調査協力:goo リサーチ)