ブレードサーバー、中小企業での導入には課題?「CPU」「メモリ」など PC を構成する主要部品をブレード型の装置に集約し、一括管理を可能にするブレードサーバー。データセンターの限られた空間でも省スペース性に優れ、セキュリティ対策を強化したり、システム管理コストを低減したりできることから、最近話題に上ることが多くなった。
今回はブレードサーバーの導入状況、今後の導入意向について聞いた。 インターネットコム株式会社と JR 東海エクスプレスリサーチが行った「ブレードサーバー」に関する調査によると、有効回答数179人中55人(35.0%)が導入していることがわかった。 調査対象は、社内外のシステム開発・管理業務に携わる IT エンジニアの男女330人。男女比は男性92.1%、女性7.9%。年齢別では、20代4.8%、30代32.4%、40代51.8%、50代9.7%、60代1.2%。地域別では、北海道0.3%、東北0.0%、関東10.6%、甲信越0.9%、東海52.1%、北陸0.0%、近畿33.9%、中国1.5%、四国0.3%、九州沖縄0.3%。 全体330人のうち、現在企業に勤務しており、情報システム部門などで「システム管理業務」に携わっている179人から有効回答を得た。 ブレードサーバーの導入状況では、「導入している」が35.0%(55人)、「導入していない」が54.8%(86人)だった。「わからない」という回答も9.6%(15人)あった。 導入されているブレードサーバーは「日本 IBM」が36.4%(20人)と最も多く、次いで「NEC」23.6%(13人)、「日本 HP」21.8%(12人)、「富士通」18.2%(10人)、「デル」14.5%(8人)と続いた。「日立」は9.1%(5人)、「サン・マイクロシステムズ」は3.6%(2人)とやや出遅れているようだ。 また、導入していないと回答した86人に、今後の導入意向を尋ねたところ、「検討している」が19.8%(17人)、「検討していない」が44.2%(38人)との結果になった。「わからない」との回答も34.9%(30人)あった。 回答者からの自由記入欄では、ブレードサーバーはサーバーの集約化に役に立つ一方、発熱量と電力消費量が多く、空調や電源設備の増強が必要になるとの指摘があった。そのため、データセンターといった空調設備などが整ったところでの導入には向くが、果たして中小企業向きだろうかとの疑問が上がった。また、メーカー各社の製品仕様が異なることも導入をちゅうちょする原因になっているようだ。 各社はブレードサーバーの拡張性をアピールし、急成長が見込まれる中小企業向けに販売促進キャンペーンを行っているが、中小企業での導入にはまだ課題が残るようだ。 (調査協力:JR 東海エクスプレスリサーチ)
調査協力:JR 東海エクスプレスリサーチ
Q:あなたが勤務している企業では、ブレードサーバーを導入していますか。 ![]() Q:導入しているブレードサーバーのメーカーをお答えください。複数台ある場合は複数回答可。 ![]() Q:あなたが勤務している企業では、今後ブレードサーバーの導入を検討していますか。 ![]() (2007年7月20日 社内外のシステム開発・管理業務に携わる IT エンジニアの男女330人。)
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