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ニコ動で Web 動画は変わった?〜ニコ動利用経験者「コメント」楽しいが7割YouTube が著作権問題で各方面と協議や係争を重ねる一方、ニコニコ動画はモバイル向けサービスなどの拡充を進めている。今回は、YouTube の台頭以降、盛り上がり続ける「動画共有」に関して、改めて調査を行った。
インターネットコム株式会社と株式会社クロス・マーケティングは「動画共有サイトに関する調査」を行い、動画共有サービスの利用状況を探った。 調査対象は、10代〜50代のインターネットユーザー300人。男女比は男性50.0%、女性50.0%、年齢別は、10代20.0%、20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、50代20.0%。 まず動画サイトの勢力図を確認しよう。共有系の動画サイトを挙げ、「以下の動画共有サイトを利用したことがありますか」との質問を行った。 最も回答を集めたのはやはり「YouTube」で55.0%(165人)。それに次いだのは、厳密には「動画共有サイト」ではないが、何かと話題の「ニコニコ動画(RC)」で17.0%(51人)であった。以下は「Yahoo! ビデオキャスト」13.0%(39人)、「mixi 動画」10.0%(30人)と続いた。 ちなみに「動画共有サイトを利用したことはない」との回答は40.7%(122人)であった。 では、どのような動画が楽しまれているのかを見てみよう。動画閲覧の習慣がある回答者175人に「どのような動画を閲覧しましたか」との質問を行った。 その結果、「音楽のプロモーションビデオ」との回答が最も多く、44.6%(78人)であった。以下は「バラエティ・お笑い」39.4%(69人)、「国内ドキュメント・報道」32.6%(57人)と、メディア発信のコンテンツが上位を占めた。 自作系も健闘しており、「自演(ダンス・演奏など)」15.4%(27人)、「MAD ムービー(既存の映像を編集したもの)」22.9%(40人)、「自作アニメ」12.0%(21人)といったものが回答を集めている。 ニコニコ動画では、替え歌などを自演する「歌ってみた」や、ダンスを披露する「踊ってみた」といったタグの付いた、自演系のムービーが見かけられる。クオリティの高い作品には「才能の無駄遣い」といったタグもつけられており、そういったアーティスト/職人たちは、ニコ動特有の「コメント」によって賞賛を得ている。 さて、このニコニコ動画のコメントだが、利用者たちはどのように感じているのだろうか。ニコニコ動画を利用したことがある回答者51人に、動画にコメントをつけることに関してどう思うかをたずねた。 「とても楽しい」との回答は9.8%(5人)と1割程度だが、「ある程度楽しい」との回答は60.8%(31人)にも上っており、合計すれば約7割が「楽しい」と感じているとの結果だ。 「むしろ邪魔」との回答は13.7%(7人)だが、ニコニコ動画にはコメントを非表示にする機能が搭載されているため、問題はないだろう。 YouTube にもコメント投稿機能はあるが、掲示板方式でリアルタイムなコメントは残せない。一方、ニコニコ動画では、コメントしたいシーンにリアルタイムにコメントを投稿できる。これによって、ライブのサビで盛り上がるような感覚で、大勢のユーザーが同じシーンにコメントを投稿する「弾幕」などの文化も生まれている。 ほぼ YouTube の独壇場になっているイメージの動画共有サイトの中で、独特な文化を築き上げてきたニコニコ動画が第2位の人気を集めているのは興味深いところだ。 (調査協力:株式会社クロス・マーケティング)
調査協力:株式会社クロス・マーケティング
Q:以下の「動画共有サイト」を利用したことがありますか ![]() Q:どのような動画を閲覧しましたか ![]() Q:「ニコニコ動画(RC)」の動画にコメントをつけることに関してどう感じますか ![]() (2007年8月8日〜9日 インターネットユーザー300人)
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