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ファイル交換ソフト、利用者の4割は PC に個人情報などの機密事項あり相変わらず、日々報道されている「情報漏えい」だが、その大きな原因となっているのがファイル交換ソフトだ。これまでも何度か調査を行ってきたが、現在の利用状況はどのようなものだろうか。
インターネットコム株式会社と JR 東海エクスプレスリサーチが行った Winny などの P2P ファイル共有ソフトウェアに関する調査によると、利用者の約4割が、使用している PC に個人情報などの機密事項が入っている、という事が分かった。 調査対象は、官公庁や自治体、民間企業に勤務する、20代から60代の男女330人。年齢別は、20代7.9%、30代40.0%、40代34.8%、50代12.7%、60代4.5%。居住地区別では、北海道0.0%、東北0.3%、関東40.0%、甲信越0.3%、東海41.5%、北陸0.0%、近畿16.4%、中国0.6%、四国0.0%、九州・沖縄0.9%。 まず「あなたは、ファイル共有ソフトを利用したことがありますか。」と尋ねたところ、「現在、利用している」と回答したのが5.0%(12人)、「以前は利用していたが、現在は利用していない 」が、22.8%(55人)、「利用したことがない」が72.2%(174人)となり、現在は利用してないという回答もある中、依然として利用者はいるようだ。 利用している・利用していたという回答者を対象に、「利用したソフト名は何ですか。(いくつでも)」という質問を行った。最も多かったのが「Win MX」47.8%(32人)、続いて「Winny」37.3%(25人)、「Napster(現在は、合法的に音楽配信サービスを提供しておりファイル共有機能はない。また異なる法人)」16.4%(11人)、「BitTorrent」9.0%(6人)となり、数年前まで主流となっていた Win MX ユーザーが多かったことが分かる。 利用している・利用していた回答者に、「主にどのようなファイルをダウンロードしていますか。(いくつでも)」と尋ねたところ、「音楽」64.2%(43人)と「動画(アニメ・映画など)」52.2%(35人)が上位にのぼり、ユーザー投稿作品は10.4%(7人)とわずか1割。最近は海賊版の逮捕者も増えており、著作権問題に注目が注がれているが、ファイル共有ソフトの利用者は、著作権よりも「ファイルを無料でダウンロードできる」というメリットを重視しているようだ。 また、「ファイル共有ソフトを利用している PC に個人情報などの機密事項が入っていますか。」と尋ねたところ「入っている」と回答したのは37.3%(25人)で、約4割は、PC に機密情報が入っていると知っていながら、ファイル共有ソフトを使用しているという。 最後に、「利用したことがない」という回答者に「利用しない理由(いくつでも)」を尋ねた。「情報漏えいなどに危険を感じる」という回答が79.3%(138人)で最も多く、「ウィルスに危険を感じる」が69.0%(120人)、「必要性を感じない」48.9%(85人)となり、やはり利用しないユーザーの多くが、情報漏えいの危険性を示唆している。 ファイル共有ソフト利用者への対策として、P2P 規制などを行っているプロバイダも増えてきてはいるものの、当分は P2P は利用され続けるのではないだろうか。 (調査協力:JR 東海エクスプレスリサーチ)
調査協力: JR 東海エクスプレスリサーチ
Q:【利用している・利用していたとお答えの方】利用したソフト名は何ですか。(いくつでも) ![]() Q:【利用している・利用していたとお答えの方】主にどのようなファイルをダウンロードしていますか。(いくつでも) ![]() Q:【利用たことがないとお答えの方】利用しない理由は何ですか。(いくつでも) ![]() (2007年11月13日 官公庁、自治体、民間企業に勤務する20代〜60代の男女330人。)
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