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2008年4月17日 14:00

経験者は2割、指紋認証・銀行 ATM が最多、生体認証に関する調査

以前から指紋認証によるロック機能を搭載した PC が販売されている。銀行でも、手の平静脈認証や指静脈認証端末を搭載した ATM をみかけることが多くなった。人体の特徴から個人を特定するといった技術の普及は進んでいるのだろうか。

インターネットコム株式会社株式会社マーシュが実施した調査によると、バイオメトリクスによる認証を経験したことがる人は2割、採用されている技術としては指紋認証が最も多いことがわかった。

調査対象は、全国在住の10代〜70代男女300人。男女比は男性50.0%、女性50.0%、年齢別は10代20.0%、20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、50代14.7%、60代以上5.3%。

まず、生体認証の認知度について調べた。これらの技術を以前から知っていたかどうか尋ねたところ、知っていたのは全体の88.3%(265人)であった。「生体認証」という言葉はよく知られているようだ。

しかし、生体認証技術の議論には、機器の利用に抵抗感を抱く人もいるというものもある。この点については、利用していて「全く気にならなかった」が13%(39人)、「データを登録するときに抵抗感があった」4.7%(14人)、「利用するとき、いつも違和感を感じる」が2.3%、「抵抗感が強く、利用しようと思わない」が5.0%(15人)、「利用したことはないが、特に抵抗感はない」が46.7%(140人)、「利用したことがないのでわからない」が27.7%(83人)という回答を得た。

次に、「生体認証を使用したことがありますか」と質問した。「はい」と答えたのは回答者全体の20.3%(61人)という結果となった。認知度は非常に高いものの、実際に認証を行ったことがあるのは全体の5分の1、以前からバイオメトリクスを知っていた人の約23.0%となっている。

では、どの技術が利用されているのだろうか。「指紋認証」、「指・手の平静脈認証」、「声紋認証」、「顔認証」、「虹彩認証」、「筆跡認証」から利用したことがあるものを認証経験者の61人に複数回答で選んでもらった。

その結果、最も多かったのは「指紋認証」の50人、「指・手の平静脈認証」が20人で次に続いた。他の技術については「顔認証」が9人、「声紋認証」と「筆跡認証」が2人、「虹彩認証」が1人であった。

また、認証技術の利用場面と機器についても質問、同様に複数回答で選択してもらった。使用シーンで最も多かったのは、「オフィス」の18人、続いて携帯電話の15人、そして銀行の12人が続いた。情報管理やセキュリティの強化といったテーマが注目される中、公共の場と個人的な機器ともに重要よく利用されている格好だ。

一方、利用した機器では、携帯電話が19人と最も多く、銀行 ATM の17人とほぼ同じ回答数であった。続いて、入退室管理の14人、私用 PC の13人、職場 PC の12人という回答が目立った。

また、バイオメトリクスの認証技術の正確さを疑問視する声もあるが、正しく認識されなかった経験があるかどうかについても聞いた。その結果は、生体認証を利用したことのある61人の67.2%(41人)から、そうした経験があるとの回答を得た。


参考記事:
悪者があなたの指を狙う――1
NTT データ、成田空港のチェックイン手続き電子化実証実験に参加


Q:生体認証を利用したことがありますか?
Q:生体認証を利用したことがありますか?

Q:どの認証技術を利用したことがありますか?
Q:どの認証技術を利用したことがありますか?

Q:生体認証を利用した機器について教えてください
Q:生体認証を利用した機器について教えてください


(2008年4月4日〜8日、全国の10代から60代以上の男女300人)

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