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トライコーン株式会社 [インタビュー]
著者: 奥島 香子 プリンター用 記事を転送
▼2000年2月16日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事
トライコーン株式会社
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代表取締
役 社長 波木井 卓 (2000
年1月25日) |
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──起業のきっかけは?
ファーストニューズという、ホームページを紹介するメールサービスです。始めた当時は、新聞
とか雑誌に載っているURLをメモしてパソコンで確認する、というような時代で。そこで、定期
的にそういった情報が電子メールで来るとすごく楽かなと思って、1996年の9月に投稿誌という
位置づけで作りました。2ヶ月程で読者が1万人を越えて。もともと、年末までに1万人いったら
会社にしようと思っていたので、そのまま勤めていた会社を辞めて、トライコーンを作りました
。
当時はまさかこんなメールマガジンが氾濫するとは思いませんし。広告収入で結構いい線とれる
ぞと思って始めたわけです。
──企業概要・業務内容をお願いします。
社会に対して新しいインターネットを使ったライフスタイルを打ち出す。というのがメインの仕
事になっています。
今現在、個人向けに2つの事業、法人向けに1つ、大きく分けて3つの事業を行っています。
個人向けには、先程言った、ホームページを紹介する情報誌のファーストニューズサーファーズ
。もうひとつが、ファーストニューズバイヤーズという、買い手主導のショッピングサイトです
。法人向けには、インターネット上でアプリケーションを使えるようにする、アウトバーンとい
うASP事業を行っております。
──そのアウトバーンというのはどういったサービスですか?
ファーストニューズを始めた当時、「電子メールでうちも情報を発信したいのだが」といった話
を企業から結構いただいて。そこで、ファーストニューズのシステムをそのまま企業に使ってい
ただけるようにしたのが始まりです。現在では、ただメールを配信するだけではなく、企業が顧
客を管理される手段として、登録フォームのカスタマイズなど、色々な機能を付加しています。
──ファーストニューズサーファーズというのが、最初に始まったファーストニューズのこ
とですよね。
はい。現在読者は約7万1000人で、週2回月曜と木曜に配信しています。投稿誌という形で、投
稿が毎週500ぐらい。掲載は100ぐらいしています。
──もう一つの、ファーストニューズバイヤーズというのは?
リアルなショップですと、店員さんがいて、こういった物が買いたいんだ、という要望に色々と
対処してくれますよね。しかし、インターネット上のショップの場合、あくまでお店主導で。商
品の写真が並んでいて、客が調べてそこに行って買うと。そこに店員さんの機能を発生させられ
ないかな、と考えた仕組みがこのバイヤーズです。今、スタートして半年ほどですが1500店舗
の登録があります。
どういった仕組みかというと、コーヒーを買いたいという時に、「ブルーマウンテンで何グラム
をいくらで・・・」というような要望を入力していただく。そうすると、登録されているコーヒー
を扱っているショップすべてに、その要望がメールで送信される。そして、ショップの方は要望
に合う商品があれば、メールでその人に連絡をするわけです。他のショッピングモールでは、消
費者は自分が欲しいものがあるかを自分でチェックしなければならないのですが、バイヤーズな
ら、一言入力してもらえれば、自動的にそのお店の方からアプローチがくると。ショッピングの
スタートを消費者の立場に立って考えた形ですね。
──現在の収益源は?
法人向けのアウトバーンが、主な収益源となっています。サーファーズでも、それなりに収入は
得られますが、広告ということでそれほどの規模ではないので。
バイヤーズの方は、まだ課金はしていません。今後は、売れたらその数パーセントを下さいとい
う、成功報酬型のビジネスになればと考えてはいます。
──今後のビジネス展開は?
基本的に先程の3つの拡張です。
ファーストニューズの方では、ファーストニューズというブランドを元に、マッチング系のビジ
ネスで個人向けの新しいものを展開していきたいです。
アウトバーンに関しては、スタートした時点では大企業向けだったのですが、今は中小企業から
のニーズも高くなっていますので、そういった方に向けて、金額体系も含めて、中小企業向けの
サービスを拡張します。
──将来に向けたビジネスプランがございましたら。
とりあえず、物まねをしない。とにかくそこだけは守っていきたいと思っています。
──IPOの予定はありますか?
できるだけ早くやりたいとは思っていますが、それがはじめにありきではなく、IPOできるだけ
のビジネスプランがあって、その結果と考えています。
──現在、サーファーズと同様の主旨のものがたくさんありますが、そういった競合他社に
対するポジション、戦略は?
インターネットの世界でも、ブランドをうまく利用するというのが非常に重要だと思います。我
々のサーファーズというメールマガジンは、ホームページ紹介という分野に関しては、購読者数
も投稿数も一番です。ヤフーに登録した後に、うちに登録すると。そういった、一番のポジショ
ンを保っていければいいかと。
また、逆に社内での位置づけがはじめの頃からは変わってきていて。もし、何か新しいものを始
めようとしてプロモーション活動を考えた時に、我々は少なくとも7万人に関しては、すぐに使
える媒体を持っていると。普通なら何十万、何百万かける広告費を、自社の媒体でできる。そう
いった社内のツールという位置づけに変わってきています。
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