株式会社ガイアックス [インタビュー]
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著者:奥島 香子
国内internet.com発の記事
株式会社ガイアックス
SantaMaria top | 投資家の目
| 代
表プロフィール | 企業データ
代表取締役 上田 祐司
(2000年1月21日) |
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──起業のきっかけは?
最初、ベンチャーリンクという、色々なビジネスを立ちあげて公開させる会社にいて。その当時
、車の買取り専門店のガリバーを日本最短記録で公開させると言っていたのですが、ヤフーが彗
星のように現れて公開しまして。それはアメリカでも同様で、インターネット企業が次々にスピ
ーディに公開している。これはインターネットビジネスを始めるしかないなと思ったわけです。
――業務内容は?
コミュニティサービスの提供です。コミュニティを作っていくには、技術力や運営手法など非常
に敷居が高い。今までの、システムを開発して納入して終わり、という概念ではうまくいかない
。
例えば、オンラインショップにコミュニティを併設したいという場合、発注した企業からすれば
、仕様通りかどうかは全く興味はなく、問題なのはショップが盛り上がるように、コミュニティ
が盛り上がるかどうかです。
それならば、我々も企業の利害に一致しなければならないと。
そこで、導入は手数料のみで行い、運営していく中で我々も収入源として広告スペースを頂く。
その企業とコミュニティを併設して、それが盛り上がっていく中でメリットを折半する、そうい
う形になったわけです。
──こういった事業内容で始めようと決めた理由は?
立ち上げの手法として、契約や代理店などできる限り組んで、スピーディーに立ちあげるという
ものがあって。インターネットビジネスを始めるにしても、そのような提携をうまく使った形で
進めようと思いました。
コミュニティサービスをビジネスとして選択したのは、インターネットがもっと普及して、日頃
使うツールになった時にメインとなるのはコミュニケーションだと思ったからです。
――現在の収益源は?
コミュニティ導入の実費分と広告収入です。
――今後のビジネス展開、ビジネスプランは?
今後、ますます既存の大手企業も、インターネットにスライドしていくと思います。そういった
企業のコミュニティに関する、コンサルティング、導入、運営までを請け負っていきたい。数字
的には、今年の夏までには会員数100万人を達成したいです。
ビジネスプランとしては、広告で収益を上げていこうと。今後、月収の20%、30%をインター
ネットで使う時代になる。その時の広告収入を、収益の柱にしていきたいです。広告収入以外、
開発やデータマイニング、サポート業務などで収益を得るというのは、ビジネスの中心ではない
と思っています。
――IPOの予定はありますか。
はい。目標としては、今年中にIPOしたいと考えています。IPOというのは、非常にベースとし
ては正しいことだと思っていますので。会社というのは、社会の為に事業を展開しますし、会社
を所有すべきは社会だと思っています。現在、インターネットバブルだとよく言われますが、私
個人としては、地方のショッピングセンターや、金融機関救済に使うお金があるのであれば、全
部このあたりに注ぎ込むべきだと思います。
トータルに見ると、ネットに注ぎ込んできているお金が少なすぎます。
――競合会社に対抗する戦略は?
私のポリシーとして、競合会社とは組めるだけ組みたいというのがあって。非常にスピードの速
いこの業界では、いち早く競合と組んで、いち早く成熟化して有利なポジションを獲得すること
が最優先です。我々のサービスは、一般大衆にターゲットを合わせています。ホームページサー
ビスも、他に比べて非常に初心者向けで、「作る」というよりは「持てる」という概念です。つ
まり、「作る」というのは、どちらかというとコアユーザー。所有はするが作成はしないという
ユーザーの方が、実際に普及しきった時にはマスであろうと。
――構築は実費で、後の広告収入でまかなう場合、収入がかなり遅れるかなと。キャッシュ
フロー的にきついのではと感じるのですが?
インターネットユーザーが5000万人になった時に、ナンバーワンのポジションにいるというの
が、全てのベースです。本当に勝つためには、ある程度キャッシュをつぎ込んでも、市場ナンバ
ーワンというポジションをとるのが重要ではないかと。正直、インターネット、コミュニティ、
広告収入、という市場があるのかどうかというのは不透明です。しかし、それを検証しながら一
歩ずつ進めるのでは、勝つのは難しい。やってみて、市場制覇して、駄目だったら駄目。そうじ
ゃなかったら勝てる。このぐらいのスピード感じゃないと、負けると。
――今後、インターネットはどうなっていくと思いますか?
インターネットは、産業革命を越える革命だと思います。インターネットによって、各ユーザー
の脳みそと脳みそがくっついてしまうような現象がおこるのではないかと。例えば、「どこか美
味しいレストランがないかな」と思ったときに、「どこそこのレストランがおいしいよね」とい
う情報が簡単に取得できるようになると。非常に効率的な社会ができるのではないかと思います
。
それと、よりインターネットにアイデンティティが移っていく。インターネット上で情報発信し
ている私こそが、より私より私であると。そのような時代がくるのではないかと思っています。
――何かありましたら。
是非、独立される方にはどんどん絡みたいです。インターネットに関して、全然人材不足で、市
場が転がりすぎていて、今独立しないのはもったいなさすぎる。ただ、持っているお金で頑張っ
てやろうと思った瞬間、やばくなる。いきなり、勝ち組に入るにはどうしたらいいか、というの
を考えるべきです。そのポジションが全部明確に見えたら、次はそこにジャンプする手段を考え
たらいい。
また、最近は国内においても非常に多種多様な投資家の方がいらっしゃって感激しています。
我々も、今後のビジネスプランをオープンにすることによって、その多様な投資家の中から、我
々に合う投資家の方に是非出資していただきたいです。
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