|
|
| Webテクノロジー |
2000年7月1日 00:00 |
| Webテクノロジー・バックナンバー |
スパムメールをもらった時の対処法(3) - メールヘッダの解読法と追跡
著者: Alex Housley オリジナル版を読む プリンター用 記事を転送
▼2000年7月1日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事
スパムメールをもらった時に、メールヘッダの部分を解読してその送信元を追跡するのは
良いが、困ったことに、スパマーたちは、熟練の技でいとも簡単にメールヘッダを偽造し
てしまう。しかし、全てが徒労に終わってしまうわけではない。メールヘッダを根気良く
分析すれば、スパマーが利用したプロバイダに関する何らかの手がかりが見つかるもの
だ。
プロバイダ業者は、自分のプロバイダがスパム行為に使われていると知ったら、早速何ら
かの措置をとるであろう。その処罰は、警告というほんの軽いものから、プロバイダ登録
リストから
名するもの、サーバーを利用したスパムメール1通につき、かなりの額の罰金を科すもの
まで多岐にわたっている。
私が最近受け取ったスパムメールのメールヘッダを例として見てみよう。
Delivered-To: d#-alexh@dial.pipex.com
Return-Path: paul@base.com
X-Envelope-To: alexh@dial.pipex.com
X-Envelope-From: paul@base.com
(1) Received: (qmail 25716 invoked from network); 15 Aug 1998
17:41:58 -
0000
(2) Received: from mx01.globecomm.net (206.253.129.8) by
depot.dial.pipex.com with SMTP; 15 Aug 1998 17:41:58 -0000
(3) Received: from venture.com (cs1-12.mil.ptd.net [204.186.27.12]) by
mx01.globecomm.net (8.8.8/8.8.0) with SMTP id NAA17236 for ; Sat, 15 Aug
1998 13:41:33 -0400 (EDT)
From: paul@base.com
Message-Id: 199808151741.NAA17236@mx01.globecomm.net
To: alexh@2-cool.com
Subject: Opportunity
Date: Sat, 15 Aug 1998 10:08:35
上から5行目のところにある Received: と書いてあるところは全て、スパムメールがどこ
から来てどこに到達したかというルートを表している。まずは ? の Received: のとこ
ろを見てみよう。(1) (depot.dial.pipex.com) は、私が最終的にスパムメールを受け
取った時のプロバイダをあらわしている。(3) venture.com は、は、スパマーが最初に
送ってきたプロバイダをあらわしている。その間 (2) に書いてあるものは、私のところ
にスパムメールが届くまでにスパムメールが通ってきたサーバーの全ルートを示してい
る。
次に、(3) venture.com (cs1-12.mil.ptd.net [204.186.27.12]) と書いてあるところで
何か手がかりがつかめるか注目してみよう。残念ながら (3) venture.com の部分はいと
も簡単に偽造することができる。しかし、諦めるのはまだ早い。その横の the (cs1-
12.mil.ptd.net [204.186.27.12]) という部分を見てみよう。IPアドレス
(204.186.27.12) をチェックして、これが前のドメイン名 12.mil.ptd.net. と合致する
かどうか。これは、Unix command nslookup で簡単に調べることができる。やった。これ
らは、同一アドレスだ。
ドメイン名からウェブページを追跡できることは、前回学習した。今回の場合も、ドメイ
ン名の最初に、"www." をつけてみれば www.ptd.net という URL が出来上がる。このサ
イトに早速飛んでみよう。そして、サイトの内容がスパムメールと酷似していれば、もう
スパマーを特定したも同然だ。そのページに、スパマーが利用しているプロバイダに関す
る情報やビジネス内容など何らかの手がかりが含まれていたら、その管轄行政機関に文句
を言えばいい。
スパマーのウェブサイトを突き止めたら、あるいは、概してスパマーは、面倒くさがりでウェブ
ページなんか作らないので、全く突き止められなかったとしても、 いずれにせよ、
スパムメールが送られてきたその大元のプロバイダを突き止めることが重要だ。これは、
TraceRoute (ルート追跡)ツールを使えば簡単に分かる。スパマーのサイトを訪れた
ら、"TraceRoute cs1-12.mil.ptd.net" を実施してみよう。このツールを以外にも、他
にもオンラインルート追跡機能はたくさんある。検索エンジンで探してみればすぐに見つ
けることができるだろう。スパマーがかなりローカルで小規模なプロバイダを利用してい
る場合は、このTraceRoute は、次に通ってきた大手プロバイダを示すようになってい
る。中小プロバイダがスパム行為を容認しているようなら、大手プロバイダの管理者に問
い合わせて、スパム被害があることを中小プロバイダと話し合ってもらうようにするのが
いいだろう。
プロバイダとコンタクトを取るには今のところ2つの方法がある。"dig -x 11.22.33.22
soa"で管理者に問い合わせるか、いちばん簡単なのは、スパマーのプロバイダのポストマ
スター postmaster@spammersdomain.com にメールで苦情を言うことである。
関連テーマ ドメイン
スパム
Unix
SOA
|
|
|
 |
|
ブログ一覧 |
 |
 |
【最新テクノロジーの意外な処方箋】
|
 |
 |
【データメーション】
|
 |
 |
【ベンチャー専門家の目利きブログ「なぜこの企業は伸びるのか?」】
|
 |
 |
【デスマーチからの脱却】
|
 |
 |
【エンジニアの独り言】
|
 |
 |
【Skypeブログ出張版】
|
|
 |
|