MP3 プレーヤーをめぐる Songboy.com と任天堂の係争が決着一枚岩のビデオゲーム開発企業、その超人気携帯ゲーム機、小さな周辺機器メーカー、デジタル
音楽技術、特許侵害問題、それらすべてをひっくるめて Jesse Jackson 牧師がまとめ上げ、果
ては皆が満足という結果となった。
やれやれ。シリコンバレーではよくあることだ。 以前は Songboy.com という名で知られていた Song-Pro.Com は、1月はじめに「Songboy」の開発を発表して各紙の紙上をにぎわせた。 「Songboy」は、任天堂の人気携帯ゲーム機、ゲームボーイ用の低価格プラグイン機器。製品価 格は99ドルで、ゲームボーイを簡単にフル機能搭載のデジタル音楽プレーヤー / レコーダーに 変身させられる。 これは素晴らしい。ただし、競争の激しいゲーム市場の中で伝統的に自社システムを防護してき た任天堂が、Songboy を市場にだすためのライセンス供与を断ったこと以外は。そして、 Songboy を特許侵害の可能性があるとして、訴訟を起こしたのだ。この反応は任天堂にとって 珍しいものではない。任天堂はこれまでに、同社のゲームシステム用のアドオン製品を同意なし に開発し、販売しようとする種種雑多な企業を見てきた。しかし、今回の訴訟は、デジタル音楽 市場をめぐる論争、特に大々的に報道された Napster 社に対する訴訟に刺激されたと見る向き もある。 そこに Jesse Jackson 牧師と、女性とマイノリティのハイテク企業への就職を促進するための 連盟である、彼の Rainbow/PUSH Coalition Silicon Valley Project が登場した。 Jackson 氏は、両社の会合をコーディネートし、今週の訴訟和解に大きな役割を果たした。 Song-Pro の創立者は2人ともアフリカ系アメリカ人で、同社を「アフリカ系アメリカ人が所有 するシリコンバレー・デジタルメディア新興企業」と宣伝している。 今回の和解は、任天堂のビデオゲーム訴訟の件ほど興奮するものではなく、ただ Jackson 氏が 交渉の席で長らく築いてきた手腕の証かもしれない。Song-Pro は同社の名前を変更することに 合意しただけだ。また、製品名も Songboy から Song-Pro に変える。そして、任天堂は Song-Pro に特許ライセンスを供与する。 Song-Pro の幹部は、任天堂とマイノリティ企業との関係の始まりとして、決着に満足してい る。同社は現在、任天堂のゲームボーイを持つ1億人以上のユーザーにデジタル音楽プレーヤー を普及させようとしている。 とにかく、Song-Pro にとっては悪い日ではなかった。 最新トップニュース
|
|