japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2001年5月24日 00:00

PowerDNS に乗り換えるか、BIND を使い続けるか

著者Mark Thristanオリジナル版を読む海外海外発
DNS すなわちドメインネームサーバーとは、ドメイン名という文字列を、コンピュータが理解できるように IP アドレ スへ変換するサーバーのことだ。この DNS 分野に、 PowerDNS が開発した『PowerDNS Express』という新顔が登場した。

DNS といえばやはり BIND が有名で、インターネットに繋がったほとんどのサーバーで稼動しており、デファクトスタ ンダードとみなされていた。しかし、今年に入ってからだけでも多くのセキュリティホールが見つかっていて、DoS (サ ービス不能化) 攻撃の踏み台としてクラッカーが利用し得ることから、こうした評価もぐらついてきた。

そのような折り、PowerDNS (オランダ) はこの問題を解決するべく、Web を使ったユーザーインターフェースで容易な 操作を実現した、より頑強な DNS の『PowerDNS Express』を開発した。

同社は『PowerDNS Express』を、「既存の技術上の問題を引きずらないように一から設計し、インターネット上の既存 のシステムのうち、9割が影響を受け得る類いの攻撃を回避することができる」ソフトウェアだと説明する。

PowerDNS Express を導入すれば、その分かりやすいユーザーインターフェースのおかげで、技術的な知識の有無に関 わらず、ドメイン名とメールサービスの管理が行えるようになる。またメールサーバーやホスト情報やホストのエイリ アス名といった、しち面倒くさい設定も、Web を使って簡単に設定できる。

だからといって、BIND に落第のレッテルを貼るのは、いささか不公平というものだろう。BIND が抱える本当の問題 は、その稼動数の多さにあるといえるかもしれない。BIND は、インターネット上の何百万台というコンピュータで稼動 しており、これらを管理する者全員に、セキュリティ対策を徹底させるのは、ほとんど無理な話ということだ。

無論 BIND はきちんと動作するし、最新版では既知のセキュリティホールはふさがっている。しかし BIND を導入して いるサイトの管理者全てが、最新版に差し替えたわけではないという問題は、依然として残っているわけで、BIND が今 以上の攻撃に対する咎を一身に集め、その座を『PowerDNS Express』のような競合ソフトに明け渡すということもあり 得る。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.