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W3C、XMLベース電子署名の仕様を勧告に昇格WWW 関連技術の標準化を進める業界団体、World Wide Web Consortium (W3C) が14日、Web サービスの分野で重要な勧告を行なった。『XML Signature Syntax and Processing』だ。
この勧告は、電子署名に用いる XML ベース言語に関し、業界を超えた合意を促すもので、W3C が取り組んでいる他の標準化――XML 文書を暗号化して安全性を高める『XML Encryption』、および鍵管理の『XML Key Management Specification』(XKMS) など――はこれを基盤にして構築される。 WWW の発明者で W3C のディレクター、Tim Berners-Lee 氏は「XML Signature は重要な基盤だ。それをもとに、より安全な Web サービスが構築できる。XML Signature は、データの改ざん防止と認証の基本ツールを提供することにより、アプリケーションに新たな力を提供し、さまざまな種類の安全な取引を可能にする」と述べた。 電子署名は、情報に署名した人の身元や、情報が改ざんされていないことを確認できるものだ。 XML Signature の仕様は、この点において2つの重要なメリットをもたらす。第1に、この仕様は、XML アプリケーションで使われているのと同じツールキットとともに実装され、これを使用できるため、別のソフトウェアを追加する必要がない。第2に、XML Signature は、XML を一つの大きな文書としてではなく、XML として処理できるため、文書の各部にそれぞれ別の人が署名することが可能になる。 商用アプリケーションでは、2番目の機能はとりわけ重要になる。各仲介業者に順に同じ XML 文書が送られ、それぞれ請求書や注文書として用いられるのが一般化してきているからだ。これなら、それぞれの仲介業者が、文書の他の箇所を無効化せず、特定箇所にだけ署名できる。
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