Webテクノロジー 2002年2月21日 00:00

Kラボ、Java 世界標準 MIDP に GUI 用拡張 API を開発

著者: japan.internet.com 編集部
2002年2月21日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

株式会社ケイ・ラボラトリー(Kラボ)は、 モバイル Java の世界標準 MIDP 用に GUI 用拡張 API を開発、 「Neo Panel」として2002年2月19日に 3GSM World Congress で発表した。

NeoPanel は、 日本市場では業界標準の NTT ドコモ「iアプリ」のGUI コンポーネントと互換性があり、 iアプリを MIDP 環境へ移植しやすくなる。

操作や画面サイズに制約のある携帯電話では、 使いやすいユーザーインターフェイスが重要なポイントだ。 だが、モバイル Java 世界標準仕様の現在の MIDP ではポータビリティが最優先で、 文字ベースの画面を想定して策定されており、 GUI への配慮が十分でなく、リストボックス、テキストボックス、 ボタンなどの GUI コンポーネントが貧弱だ。

これに対し、NTT ドコモでは、 iアプリ用 Java 仕様として独自開発の「DoJa」を採用、 MIDP より優れた GUI を提供。 一方、KDDI と J-フォンは、 MIDP をベースに、API を独自に拡張している。

NeoPanel は、 「Panel」と呼ばれる DoJa の高レベル API で提供される GUI コンポーネントと互換性があり、 MIDP 環境にiアプリを移植しやすい。 Kラボではすでに、シーメンス社の Java 対応携帯電話「SL45i」に、 Java アプリケーションを提供している。

携帯電話や家電向けモバイル Java 実行環境は、 米国サンマイクロシステムズ社が定めている J2ME(Java2 Platform, Micro Edition)で、 基本 API(Application Programming Interface)群である J2ME/CLDC (Connected Limited Device Configuration)として標準化されている。 画面表示の GUI(Graphical User Interface)や通信機能などは、 別の API セット(プロファイル)として用意されるが、 Java 関連技術の標準化団体 JCP(Java Community Process)が MIDP(Mobile Information Device Profile)として策定。

Kラボは携帯電話向けソフトウェアの研究開発企業。 携帯電話向けの Java や組み込みアプリケーション、 アプリケーションの開発実行環境となるミドルウエアやプラットフォーム、 それらを実現するコア技術などを研究・開発している。 2000年6月、携帯電話上で動作する Javaアプリケーションを世界ではじめて発表した。



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