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2002年2月22日 00:00

Microsoft、ソースコード公開を拡大

著者Thor Olavsrudオリジナル版を読む海外海外発
オープンソース モデルに懐疑的なことで知られる Microsoft Corp. (NASDAQ:MSFT) だが、同社は21日、『Shared Source Initiative』プログラムを拡大し、ソースコード公開を一歩進めた。Shared Source Initiative は、ある種の顧客、パートナー、開発者、大学の研究者に対し、Windows ソースコードへのアクセスを提供するプログラム。

今回の動きは、Compaq Global Services や Avande Inc. などといったシステムインテグレーターに、『Systems Integrator Source Licensing Program (SISLP)』を介して同プログラムへの参加資格を与えるものだ。

Microsoft (ワシントン州レドモンド) は、同プログラムについて、「ソースコードをより広く閲覧できるようにするとともに、確固たるソフトウェア事業維持に必要な知的財産権を保護するという、バランスのとれたアプローチ」、と説明している。

Windows のコードを実際にオープンソース化することからはほど遠いが、SISLP は Windows をベースにしたソリューションや Windows 関連サポートサービスを提供するシステムインテグレーターの仕事を、より容易にするのは間違いない。Windows ソスコードへのアクセスによってシステムインテグレーターは、より掘り下げたセキュリティ分析やプライバシー検証、顧客が抱える問題の迅速なトラブルシューティング、および Windows 上で走らせているカスタムアプリケーションのパフォーマンス調整を提供できるようになると、Microsoft はメリットを説明している。

Microsoft は、手始めに SISLP を30余カ国でシステムインテグレーター約150社に、追加料金なしで提供するという。『Gold Support Services Certified Partner』資格を持つパートナー、つまり、Microsoft Premier Support Agreement (レベル A ないし B) 契約を結び1500シート以上の Windows を持つシステムインテグレーターが同プログラムへの参加資格を得る。Microsoft によると、最終的には、Windows ベースのソリューションを提供している従来型システムインテグレーターおよび継続的な Windows サポートサービスを提供する企業にも参加資格が与えられる予定だという。

「わが社が Windows のソースコードの知識とアクセスを与えることによって、システムインテグレーターはわが社の顧客により価値の高いサービスを提供できるようになる」と、Microsoft の上級副社長兼次世代戦略およびポリシー担当 CTO (最高技術責任者) Craig Mundie 氏。「わが社のソースコードをパートナーと責任を持った形で共有することにより、我々は貴重な知的財産を未来に託すことができる。活力に溢れ調和のとれたソフトウェア生態系が、グローバル経済と IT のパフォーマンスの未来にとって不可欠だと信じている」

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