RIM、多機能通信端末を北米地域でも発売PDA および通信端末メーカーが、多機能通信端末へと傾倒の度合いを強める中、Research In Motion Limited (NASDAQ:RIMM) も4日、通話機能付きハンドヘルド製品『BlackBerry 5810』を北米地域向けに発売すると発表した。
Research In Motion Limited (RIM) によれば、BlackBerry 5810 は GSM/GPRS ネットワークで運用できる製品で、北米地域向けに開発した製品だという。同社は昨年、ほぼ同等の製品『BlackBerry 5820』をヨーロッパで発売している。 同製品は J2ME を搭載しており、同社の既存製品に比べ活用できるアプリケーションの範囲がさらに広まると、同社は述べている。なお同製品も従来製品と同じく常時 Eメールが利用でき、さらにショートメッセージサービス (SMS) によるテキストメッセージ交換や、ウェブブラウザによるサイト閲覧も可能としている。 米国の多機能通信端末動向をみてみると、Handspring が先ごろ、PDA と携帯電話 (GSM 端末) の融合製品『Treo』を米国内でも発売開始している。ただし同製品は常時利用できる Eメール機能を持たない。常時 Eメールを利用できる製品としては、Palm が『i705』を発売しているのだが、こちらは通話機能を有していない。そういう意味で RIM の BlackBerry 5810 は両機種の物足りなさを満たす製品といえる。 ソフトウェアプラットフォームの覇権という点からみると、上述した Treo および i705 はともに Palm OS 搭載機だ。他にも Nokia がヨーロッパで成功を収めた多機能通信端末『9210 Communicator』は、『Symbian OS』を搭載している。ちなみに同製品は年内にも北米地域で売り出すとみられている。Microsoft もまた、多機能通信端末向けに『Windows CE』の派生バージョンを端末メーカーに採用するよう手を打ってきたが、今のところめぼしい成果は挙がっていない。 RIM の従来製品では独自のプロプライエタリなプラットフォーム、つまりオープンではないプラットフォームを用いているが、同社は Java ベースのプラットフォームへと移行を進めていた。 BlackBerry 5810 を北米地域で取り扱うのは、米国の移動体通信事業者では AT&T Wireless (NYSE:AWE) と VoiceStream (NYSE:DT) 、そしてカナダの通信事業者 Rogers AT&T Wireless で、現在注文の受け付けを開始していると RIM は述べている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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