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2002年5月2日 00:00

無料の『OpenOffice.org 1.0』、ついにリリース

著者Eric Grevstadオリジナル版を読む海外海外発
『Microsoft Office』に代わる安価なソフトウェアを待ち焦がれていた Linux ユーザーや Windows ユーザー向けに、OpenOffice.org プロジェクトが1日、ついに『OpenOffice.org 1.0』を正式リリースした。オープンソースとして提供され、Windows 版、Linux 版、および Solaris 版が無料でダウンロードできる。ただし、リリース発表以来アクセスが殺到しているため、サーバー接続に手間取る覚悟が必要かもしれない。OpenOffice.org は、Sun Microsystems が主導するプロジェクト。

OpenOffice.org 1.0 は、5月1日現在では英語版のみだが、間もなく25カ国語に対応する。ワープロ、表計算、プレゼンテーション、および描画プログラムが含まれている、生産性スイート製品。開発コミュニティでは「手軽に入手可能な Microsoft Office 代替品」と呼ばれており、Microsoft Office との互換性を持つ。『Word』、『Excel』、『PowerPoint』、他のファイルフォーマット、およびそれらのネイティブ XML とも違和感を意識せず相互運用できる。

OpenOffice.org 1.0 は、Sun が Microsoft Office 対抗品として出した『StarOffice 6.0』のコードをベースに構築されたもの。『StarOffice 5.2』は無料で提供した Sun だが、StarOffice 6.0 は100ドル以下の低価格ながら有料化し、データベースモジュール、年中無休の技術サポート、およびオープンソース版には含まれない追加フォントなどを提供する予定だ。Sun がターゲットにしているのは、生産性スイート市場を独占中の Microsoft Office に代わる、低価格ながら完全サポート付きかつ (Sun という) 法人の保証付き製品を求めている企業ユーザー。一方の OpenOffice.org 1.0 は、世界中から1万人を超えるボランティアによって支えられるもので、サービスやサポートは自由市場で提供されていく。

筆者の Eric Grevstad 氏は、 Windows 関連情報サイト『WinPlanet』(internet.com 系列) の編集長。

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