![]() ![]() ![]() ![]() 産学協同の「インターネット共有空間」プロジェクトこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20020524/4.html
著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
「SOBA プロジェクト」(Session Oriented Broadband Applications)から、
7月にも、「SOBAフレームワークα版」(評価用)がリリースされる予定となった。
「SOBA フレームワーク」とは、 インターネット上に共有空間を作成し、 作成された空間をユーザーの要望にあわせて変化させ、 映像や音声、ストリーミング データや各種アプリケーションをリアルタイムに共有できるようにするもの。 サーバーを介さないで、 インターネットに接続された PC が同等な立場で情報を交換する技術である P to P を基本としている。 ネットワーク上の共有空間を状況に応じて生成、 統合、分割、継承、消滅させる「ダイナミック・マルチセッション」を中核にした通信用アプリケーションを作成する。 SOBA フレームワーク上には、 特別な知識のないユーザーでも、 自由にコミュニケーション アプリケーションを作成できる機能もある。 SOBA フレームワークの利用例には、 インターネット上のバーチャルな教室(共有空間)による「遠隔教育」がある。 この遠隔教育のシステムの開発に、 プロジェクトメンバーである早稲田大学の二村良彦教授の研究グループが着手している。 「SOBAフレームワークα版」は、 7月に開催される「SOBA Conference」でリリースされ、デモンストレーションが行われる。 開発のロードマップでは、 SOBAフレームワークおよびアプリケーション実証実験を年度内に開始、 実証実験の結果を反映させた「SOBAフレームワークβ版」(一般ユーザー向け評価用)を来年度にリリース、 同時にモバイルやユビキタスへ応用するための研究開発に着手する予定になっている。 SOBA プロジェクトは、 ブロードバンド時代のコミュニケーションツールの開発を目指す、 産学協同のプロジェクトで、 プロジェクトリーダーは京都大学の中島玲二教授。 プロジェクトは2001年9月、 京都大学数理解析研究所 の中島玲二教授の研究グループを中軸として、 慶應義塾大学、 東京工業大学、 東京大学、 早稲田大学の各研究グループと、 オムロン株式会社の産学協同で発足した。 今回、NTT コムウェア株式会社が新規に参画、 実用化に向けた実証実験を今年度内に開始するため、 フレームワークとアプリケーションの開発を加速させる。 NTT コムウェアが参加したことで、 通信システムの開発・運用と IP ネットワーク上でアプリケーションを統合する技術をもったパートナーを得たことになる。 SOBA プロジェクトでは引き続き、プロジェクトの趣旨に賛同し、 支援するパートナーを、引き続き募集していく。
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