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2002年6月18日 00:00

IBM Research、ワイヤレス LAN 用セキュリティツールを発表

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) の研究部門 IBM Research は17日、802.11規格のワイヤレス LAN を監視し、セキュリティ上の問題が発生すれば即座に知らせる新しいソフトウェア『Distributed Wireless Security Auditor (DWSA)』を開発したと発表した。

不正侵入を探知する、本当の意味での「探査」 (sniffer) プログラムの DWSA は、デスクトップパソコンやノートパソコン上で動作し、ネットワークのセキュリティを見張る。侵入を検知すれば、バックエンドサーバーに知らせる仕組みとなっている。

DWSA は、複数台のクライアントマシンのワイヤレスハードウェアで信号強度を測定することにより、不正アクセスポイントを特定する。少なくとも3台以上のクライアントマシンで不正信号を捉えることができれば、信号強度から推定した距離と三点測位法に則り、不正アクセスポイントの場所を特定できる。DWSA は Linux 上で動作するが、近々 Windows 版も用意する。

DWSA は、走行中の車の中から無線 LAN にアクセスしたり、ネットワークがある施設からそう遠くない公園のベンチからアクセスしたりというような、悪質なクラック行為に対抗するツールだ。ワイヤレスネットワークが脆弱で何の対策も講じていなければ、クラッカーはラップトップや PDA を使って重要なデータを取り出し、直ちに逃走可能な状況ができてしまう。

同 Global Security Analysis Lab のマネージャー Dave Safford 氏は、802.11規格のネットワークがより一般的になり、このような自己診断形式ツールの必要性が明白になっていると述べた。

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