マクニカ、組込み型 MPEG-4 ソフトウェア分野に参入株式会社マクニカは2002年6月26日、
革新的演算アルゴリズムを開発したベンチャー企業、
株式会社テクノマセマティカルと販売契約の締結に合意、
組込み型 MPEG-4 ビデオ画像圧縮伸張ソフトウエア分野へ参入する、と発表した。
最近の携帯電話の多機能化に、 機器内部の CPU 性能では対応しきれなくなっており、 CPUに負荷をかけない、組込み型ソフトウェアが求められていた。 また、部品点数を削減して機器を小型化するために、 ハードウェアによる機能ではなくソフトウェアによるものが求められている。 テクノマセマティカル社の組込み型 MPEG-4ビデオ画像圧縮伸張ソフトウェアでは、 機器の動作に必要な CPU 負荷を従来の3分の1に低減、 また、CPU の動作周波数も従来の3分の1に下げられるので、 動作時の消費電力も削減できる。 ISO/IEC 14496 で標準化された MPEG-4 に準拠し、 標準の C コードで最適化され、 特定の CPU や DSP や OS に依存しない。 プラットフォームに合わせたソフトウエアライブラリー形式で提供できる。 マクニカ社では今後、CPU 負荷を低減する革新的演算アルゴリズムを、 オーディオ規格の MP3 やビデオ規格の MPEG-2、 静止画規格の JPEG や JPEG2000 などの標準圧縮伸張規格にも応用していく。 また、このアルゴリズムを利用した LSI 化も検討中。 テクノマセマティカル社の革新的演算アルゴリズムは、 特許申請済みの3つの手法で構成。 ひとつは、 因数分解を利用して積和演算を加減算の組合せに変換、 演算回数を減らす手法、 もうひとつは、 折り返し理論を利用して取扱う数値空間を削減、絶対的な演算回数を減らす手法、 3つめは、 演算対象の映像などを階層化し優先度を付け、 無駄な演算処理を減らす手法。 テクノマセマティカル社は2000年6月に、 東京大学客員教授、工学博士の田中正文氏が設立した、 数学とエレクトロニクス技術者のアルゴリズム専門家集団。 資本金は1億7千万円。 数学的手法を用い、 独自のアルゴリズムを使用した差別化技術で、 低消費電力、高速、高画質な画像圧縮伸張などのソリューションを、 モバイル機器やデジタル家電メーカーに提供する。 最新トップニュース
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