ActiveBuddy が AIM から『SmarterChild』を撤収インスタントメッセージング (IM) 用ボット (コンピュータ ロボット=ボット) 開発の ActiveBuddy Inc. は、同社の自動情報サービス『SmarterChild』を America Online の『AOL Instant Messenger (AIM)』ネットワークから撤収した。大人気となったこのサービスが ActiveBuddy にとってあまりにも手間のかかるものになってしまったことがその理由のひとつに挙げられている。
また ActiveBuddy は SmarterChild 撤収の別の理由として、IM ボット分野での同社の能力を示すという開発当初に掲げていた目的を達したことも挙げている。7月中には、ActiveBuddy が提供する新しいプログラムにより、開発者が SmarterChild タイプの IM ボットを開発できるようになる見込みだ。 SmarterChild は2001年6月後半に誕生したインタラクティブ エージェント ソフトウェア。ユーザーは AIM、『MSN Messenger』、『Yahoo Messenger』の IM 経由でボットに自然言語で質問してリアルタイムのニュースや情報にアクセスできる。SmarterChild は口コミのみで支持者を増やし、2002年5月には800万人のユニークユーザーに登録されるという記録を達成した。週平均ユーザーは100万人を超え、その圧倒的多数が AIM ユーザーだ、と SmarterChild の CEO、Steve Klein 氏は語った。このボットはもともとは ActiveBuddy の技術のデモンストレーションとして開発および展開されたもので、IM 経由でのコンテンツやサービスの配信技術を示すこともその狙いのひとつだった。 ボットをモニターするのに人手が必要だったことが問題の主な原因だった。「ボットにただ気を配るだけでも本業の邪魔になった。といっても、会社が傾くほどではなかったが」と Klein 氏は語った。 また SmarterChild の人気が沸騰したことで、同社本来の事業の IM ボット用ソフトウェア開発ではなく、1つの公開モデルにより多くのリソースを投じる必要が生じた。「世間に何かを公開してそれが800万人ものユーザーを獲得すれば、ある種の責任が生じるものだ。しかし、そういったことはわれわれの本来の仕事ではない。それなのに突然、これほどの数のユーザーのために働く責任が生じた。比較的小規模なわが社にとっては混乱のもとだった」」と Klein 氏は語った。 SmarterChild は AIM から撤退したが、ActiveBuddy は数週以内に IM ボット開発ソフトウェアの無料配布と、それを使って開発されたボットを稼働させるサービスの販売を開始する。同社は近く専用の Web サイトで『BuddyScript』サービスを開始する予定だ。BuddyScript 開発キット (SDK) は無償で利用できる。 関連記事 最新トップニュース
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