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スマートカードが取り持つ無線 LAN と GSM 携帯の仲無線データ通信技術開発の Transat Technologies には夢がある。同社社長兼 CEO の John Baker 氏の言葉によると、移動通信事業者が「無線 LAN ネットワーク利用者の認証、利用料請求にスマートカードの技術を利用できるよう」支援したいのだという。
その Transat が、同社の戦略的出資元でもある業界の巨人 Intel から強力な支援を受け、いよいよ夢の実現に向けて走り出そうとしている。 Transat と Intel は協力して、GSM 携帯電話などのスマートカード対応機器のユーザーが、たとえば公衆ホットスポットなどの別の通信ネットワーク上でも、その同じスマートカードでユーザー認証ができる技術の開発に取り組んでいく。 Transat は、GSM スマートカードを「信頼できる」デバイスに変える仕様案を、Internet Engineering Task Force (IETF) などの標準化団体にすでに提出済みだ。最近の GSM 携帯電話内のスマートカードはユニークな識別子となっている。「GSM 携帯の世界では、電話番号などのデータは電話機というよりスマートカードに格納されている。そのスマートカードを転用して、さまざまなネットワークで利用できる」と Baker 氏。 スマートカードが音声通信での認証以外に使えないという理由はどこにもない、と Baker 氏は語る。スマートカードはサービスプロフィールも提供できるため、カードに蓄積された複数のプロフィールを使えば、利用者は高速データ通信やテレビ会議なども利用できる。 現在の無線 LAN は、携帯電話ネットワークとあまり仲がいいとは言えない。少なくとも、Nokia と Qualcomm が802.11規格をサポートする製品を何種類か発売するまではそうだった。この点については Baker 氏も認めており、「われわれが注目しているのは、いかにしてノートパソコンや PDA などの機器を信頼できるデバイスにするかという点だ。それはつまり、ノートパソコンで GSM スマートカードが使えるようにする、ということだ」と語る。 Transat は1月からスイスで製品テストを開始している。 「われわれは無線 LAN 技術が携帯電話と同じくらい簡単に利用できるようにすることを目指している」と Baker 氏は語った。 関連記事
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