『iSCSI』プロトコルの標準化案が完成Storage Network Industry Association IP Storage Forum (SNIA IPS Forum) およびそのメンバー企業は4日、さまざまな声があって難航した『Internet Small Computer Systems Interface (iSCSI)』プロトコルの標準化がついに大きな節目を迎えたと高らかに発表した。Internet Engineering Task Force (IETF) の IPS Working Group が策定作業に取り組んだ標準化案が認められたのだ。議論を積み重ね、草案を何度も修正するという長く険しい道のりだった。
つまり、iSCSI プロトコルは技術的に完成し正確なものになり、あとは文書上の小さな修正が残っているのみということだ。また、IP Storage Forum メンバー企業の Cisco Systems (NASDAQ:CSCO)、HP (NYSE:HPQ)、IBM (NYSE:IBM) などが、iSCSI 製品を商品見本市の単なるお飾りとするのでなく、新しいストレージネットワーク機器やソフトウェアとして市場に投入していく準備が整ったことも意味する。 アナリストたちは、iSCSI はうまくいけば、現在普及しているストレージネットワーク プロトコル『Fibre Channel over IP (FCIP)』に取って替わるだろうと見ている。FCIP は、Fibre Channel 制御コードとデータを IP パケットに変換し、地理的に離れた Fibre Channel SAN (ストレージ エリア ネットワーク) 間で転送可能にするもの。FCIP は Fibre Channel 技術間でしか使うことができないが、iSCSIは既存の Ethernet ネットワークとの間に相互運用性がある。とは言え、しばらくは Fibre Channel も残ることになりそうだ。Dataquest の調査によれば、2001年の Fibre Channel SAN 構成機器の世界売上は総額14億6000万ドルで、これは前年の13億ドルを13%以上も上回っている。 SNIA IP Storage Forum は、メンバー企業が2002年秋か遅くとも2003年初頭までには iSCSI 製品の出荷を始めると見込んでいる。それが、同グループが2001年3月に活動開始して以来、iSCSI 標準に基づく製品間の相互運用性に取り組んできた成果の証拠となる。 関連記事 最新トップニュース
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